海外男子ゴルフツアーのメジャー大会初戦のマスターズ・トーナメント（米国オーガスタ・ナショナルＧＣ）は現地時間９日、２日目を終え、ツアー復帰で注目を集めているタイガー・ウッズ（米国）が、初日の７位タイから首位と２打差の３位タイに浮上した。一方、イアン・ポールターとリー・ウェストウッド（ともに英国）が通算８アンダーで首位に立っている。

　以下、ウッズ、ウェストウッドの試合後のインタビュー。

――今日はどのようにプレーできましたか？　昨日とはコンディションは違っていましたか？

タイガー・ウッズ（以下Ｔ・Ｗ）：そうですね。昨日とは違っていました。雨が降りましたがグリーンは硬く、速かったです。風もありましたし。いくつかのグリーンは本当に速かったですね。

――昨日は６８というスコアに自分でも驚いたと語っていました。自分のプレーのレベルについてはどのように感じていますか？

Ｔ・Ｗ：実力は発揮できていると感じています。これまでの練習もしっかりとできていました。今日はティーからグリーンまでのボールコントロールができましたし、パッティングもラインにしっかりと乗せることができました。

――昨日と比べて、今日の良かった点は？

Ｔ・Ｗ：いくつか外したものもありましたが、パットが良かったです。でもコースのコンディションは今日の方がずっと難しかったと思います。ほかの選手のスコアを見ても分かると思います。昨日はアンダーパーが３０人ほどもいましたが、今日はそうではないですから。

――明日以降のプレーについては？

Ｔ・Ｗ：コースのコンディション次第でしょう。ピンの位置によって難易度もスコアも大きく変わると思います。風も大きな要因の一つになるでしょう。トップと２打差で、あと３６ホール残っているので、首位を狙うには良い位置にいるとは思っています。

――昨日のインタビューで「力のいれどころを自分で分かってプレーしている」と語っていました。そのプレースタイルで今日はできましたか？

リー・ウェストウッド（以下Ｌ・Ｗ）：そうですね。１４番ではミスもありましたが、それ以外のプレーでは満足しています。

――これまでメジャー大会では、ラウンド終了後の時点でトップに立ったことがないですよね。現在の首位タイというポジションは自分ではどのように感じていますか？

Ｌ・Ｗ：最高のポジションですよね。トーナメントで勝利を収めるには、どこかのタイミングでトップに立たなければいけませんから。

――同じ首位タイのイアン・ポールターとは仲が良いそうですね。一緒に回ることで良い影響、悪い影響はありそうですか？

Ｌ・Ｗ：悪い影響はないと思います。特に気にしないですね。ゴルファーはコースに出たら自分のボールだけに集中して、ほかのプレーヤーの事は気にしませんから。

――ここまでの３６ホールを振り返って、どのように評価しますか？

Ｌ・Ｗ：良いプレーができたと思いますし、良いショットを打つことができました。何回かミスもありましたが、それはこの後の３６ホールでもあるとは思います。ここのコースは自分の限界が問われます。ただ、今のポジションには満足していますし、この週末が今から楽しみです。

＜了＞

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