復帰のウッズ、7位と好発進「自分のプレーだけに集中」=マスターズゴルフ開幕
マスターズが開幕し、ツアー復帰戦となったウッズは、4アンダーの68で7位と好発進した。ファンの反応も「すごかった」とウッズは語る 【Getty Images Sport】
今大会からツアー復帰し、注目を集めたタイガー・ウッズ(米国)は、4アンダーの68で7位と好発進。一方、1992年の覇者フレッド・カプルス(米国)が6アンダーの66で単独首位に立っている。
以下、ウッズ、カプルスの試合後のインタビュー。
ウッズ「ピンの位置も比較的やさしいように感じた」
タイガー・ウッズ(以下T・W):今日はアンダーパーのスコアでまとめようと考えていました。他の選手のスコアを見た限りでは、みんなすでにここの攻略のコツをつかんだようですね。それにピンの位置も比較的やさしいように感じました。特にパー5のホールでそう思いました。
――久々の大会参加ということで通常よりも緊張しましたか? ファンの反応をどのように感じましたか?
T・W:普段通りでしたね。最初のティーショットからいい感触を得て、プレーのリズムをいち早くつかもうとしました。それだけでした。そこからは自分のプレーだけに集中しました。
――ファンの反応は?
T・W:すごかったですよ。パッティンググリーンでパット練習を始めてから、ドライビングレンジに行ってからまたパッティンググリーンに戻って、それからラウンド開始してからもずっと……。1日中です。
カプルス「最高の初日となった」
フレッド・カプルス(以下F・C):今日のスコアは私のオーガスタでのベストスコアです。これは予想していませんでした。いいスタートを切りたいとは思っていましたが、最初の2ホールでいきなり連続バーディーを取れたのは予想外の展開でした。コースの難易度が高いのでそこからは耐えるゴルフでしたね。10番で多少危ない場面もありましたが何とか切り抜けて、そこから多くのバーディーを取ることができました。チャンピオンズツアーも楽しいですが、やはり私がいいプレーを見せたいのはこの場です。ですから今日は私にとって上出来の1日でした。
――92年には優勝をするなど、ここオーガスタでは25年にもわたり輝かしい成績を残していますね。成功の秘訣は何だと思いますか?
F・C:テレビで初めてマスターズを見た時から、私はこの大会の虜でした。見ていて非常に楽しい大会でした。そしてこの場所にたどりつき、優勝することもできました。92年以来、ここに戻ってくる度に私は喜びを感じます。あと何年ここでプレーできるか分かりませんが、今年は最高の初日となりましたね。
本当に素晴らしいゴルフコースで、毎回違いがあります。時速3メートルほどの風が吹くだけで、すべてのホールが「変わる」んです。そして今日はこれまでラウンドした中でも最高のラウンドでしたね。
<了>
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