ハッスルが春にも復活へ――坂田亘が再始動を宣言
かつてのハッスル軍のエース・坂田亘が春にもハッスルを復活させることを宣言 【スポーツナビ】
坂田はハッスル軍のエースとして天龍源一郎、レイザーラモンHG・RG、ボノくんらとともに高田総統率いる高田モンスター軍と激闘を展開。2007年11月のハッスル・マニアでは妻でタレントの小池栄子さんそっくりの“ハッスルの妖精さん”と奇跡の競演を果たすなど、ハッスルの中心選手として活躍していた。
だが、昨年10月10日「ハッスル・ジハード」を最後に同団体が休止してからは、坂田自身も活動休止状態に。この停滞した現状を打破するべく、「今こそハッスルする時!」と、かつてのエースが立ち上がった。
“ひとりハッスル”状態も「オレ自身は全くブレていない」
「ハッスルへの気持ち、愛が他の人とは違う」 【スポーツナビ】
「暗いニュースばかり流れていますが、オレ自身は全くブレていない。今、ハッスルしないで、いつハッスルするんだ? 春先から動くことに決めました」
ハッスルに代わる新団体・新イベント設立ではなく、あくまでハッスルの復活。このまま動かなかったらのたれ死ぬだけ、と再びエンジンに火をともすことを誓った。
現時点では詳細な日程・会場は未定。参戦選手も「オレ一人」。もちろん今後、協力選手を呼びかけていくが、「もう後には引けませんから、リスクがあることは間違いない。だから、安易に声をかけるわけにはいかない」と、新生ハッスルの出場選手に関しては慎重姿勢に終始。
その一方で、『坂田=ハッスル』として同団体の看板を背負い、「そういうシチュエーションもあるでしょう」と、他団体に殴りこみに行くプランも示唆している。
この言葉からも分かるように、現在坂田は“ひとりハッスル”状態。かつてハッスル軍として同じ釜の飯を食った盟友TAJIRIらが分裂して新たに「スマッシュ」を旗揚げするなど、主力選手は方々に散ってしまったが、「現時的なことを言えば、彼らにも生活があるわけですから、否定するつもりはない。頑張ってもらいたい思っています」とエールを送る。
ただ、「ハッスルというものに対する気持ち、愛だったりが、ちょっとオレとは違ったのかな」と、自分は骨の髄までハッスルだと言わんばかりの“ハッスル愛”を語った。
桜の咲く頃、再びあのポーズがリング上で見られるか
坂田によってハッスル・ポーズが再びリングの上でお披露目となるか(写真は07年11月「ハッスル・マニア2007」) 【t.SAKUMA】
「(同イベントを主催する)ハッスルエンターテインメントはつぶれたわけではないし、そこの代表の山口(日昇)に責任がある。彼とはコミュニケーションをとっているし、首根っこをつかんでいる。おいおい、これまでの件に関する説明などをやらせていこうかと思っています」とも明言した。
なお、いまだ一部払い戻しが完了していない09年8月23日栃木大会についても、「これを機会にまだ払い戻しを受け取っていない人は連絡をいただきたい」としている。
ピンチの時だからこそ思いっきりハッスルする――出直しと新生を約束し、最後は渾身の「3、2、1、ハッスル、ハッスル!」。一斉を風靡したこのポーズが、桜の咲く頃、坂田によってリングの上で再び輝くことになる。
■2009年8月23日・ハッスル栃木大会チケット払い戻しの問い合わせ先
TEL:03−5730−3988
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