ストライクフォース暫定王者メレンデスが日本再登場を宣言!=kamipro発

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ストライクフォースの現ライト級暫定王者メレンデスが、日本再登場やDREAMとの対抗戦を語る 【kamipro】

 かつてPRIDEのリングで川尻達也、帯谷信弘を破り、修斗では佐藤ルミナ、高谷裕之を撃破。強烈な打撃と無尽蔵のスタミナを武器に“日本人キラー”と呼ばれたメレンデスが、日本再登場を宣言! 来年から本格スタートが予定されているDREAMvsストライクフォースの対抗戦出場へ、早くも意欲を見せた。現ストライクフォース世界ライト級暫定王者でもあるメレンデスはいま何を考えるか。


――ライト級暫定王座を防衛した8.15ストライクフォースでの石田光洋戦をあらためて振り返ってもらえますか?

メレンデス 厳しいトレーニングを積み重ねて試合に臨んだから、ケージに入った瞬間、コンディションの充実ぶりを実感できたんだ。試合も序盤から自分のペースでコントロールできたし、あとはいつフィニッシュさせるかの問題だけだったよ。

――8.15は本来、ジョシュ・トムソンとの世界ライト級統一タイトルマッチだったのが、ジョシュの負傷欠場でまたしても延期になってしまったわけですが、どう感じましたか?

メレンデス 今回はリベンジ&タイトル戦ということもあり、トムソン戦に向けたトレーニングを徹底的にやっていたので、試合ができないって聞いたときは、ホントにガッカリしたさ。ただ、その厳しい練習の成果もあって、イシダにリベンジできたんで、結果的には満足しているよ。あせらなくとも、ジョシュとは必ず闘うことにはなるだろうしね。

8月には石田(左)との再戦に勝利しリベンジに成功、メレンデスは「もう決着はついた」 【kamipro】

――あなたのこのところの充実ぶりは目を見張りますが、昨年6月にトムソン戦を落としてしまったのは、どんな理由がありましたか?

メレンデス 非常に簡単なことで、あのときは怠け癖が出てしまい、スマートなトレーニングをしなかった。もちろんいまは違うけどね。

――8月の試合について石田選手サイドは「メレンデスは身体にワセリンを塗っていた」と抗議しています。それについての見解を聞かせてください。

メレンデス 俺はワセリンなんて身体に塗ってないし、そもそもイシダと対戦するのにワセリンやグリースで滑らせる必要性がどこにあるんだ? あの試合は俺のテイクダウンディフェンスが、イシダのタックルより上回っていたということ。試合を観ていればわかるだろう? イシダやイシダのチームが試合に負けた口実にしてるというのに対して非常に残念に思ってるよ。

――では、これで1勝1敗ですが、石田選手と3度目の決着戦をするつもりはありますか?

メレンデス 前回は微妙な判定だったから決着をつけたかったけど、今回は明確に自分のほうが優れていると証明できたんじゃないか? だから答えは“ノー”だよ。

――もう決着はついた、と。

メレンデス ライト級には強いファイターがたくさんいるんだから、そう何度もイシダとばかり闘ってるわけにもいかないしね。

「日本のファンに、俺が成長した姿を観てほしいんだ」と、メレンデスは日本再登場を心待ちにしている 【kamipro】

――ストライクフォースとDREAMの提携についてどう思いますか?

メレンデス とても素晴らしいことだよ。また日本のファンの前で世界のトップクラスのファイターと対戦できることを楽しみにしてるんだ。俺は修斗、そしてPRIDEと、日本のリングで育ったファイターだと思っている。だから昔から応援してくれている日本のファンに、俺が成長した姿を観てほしいんだよ。

――スコット・コーカーCEOは、ストライクフォースとDREAMの全面対抗戦というアイデアがあるそうですが、興味はありますか?

メレンデス もちろん、YESだよ! すでにそのプランは聞いているし、実現したら自分も代表メンバーの一人だって聞いている。

※このあとも、DREAMとの対抗戦にヤル気満々のメレンデスは闘いたい相手として青木真也の名前を挙げるなど注目発言を連発。こちらのインタビューの続きは『kamipro Special 2009 DECEMBER』をチェック!!

【09年10月20日/電話取材にて収録】
(聞き手&撮影/Matthew Joshua、試合写真/乾晋也)

【kamipro】

■kamipro Special 2009 DECEMBER
11月5日(木)発売 定価880円(本体838円+税)
発行/エンターブレイン

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