復帰間近のハーグリーブス「乗り越えるしかなかった」=マンU公式サイト・インタビュー

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1年もの長い離脱を経て、いよいよ復帰が近づいているハーグリーブス 【ManUtd.jp】

 両ひざに大きな手術を施し、1年もの長い間チームを離れていたマンチェスター・ユナイテッドのオーウェン・ハーグリーヴスのコンディションが、いよいよ本調子に近づいてきた。『ManUtd.jp』が現在の様子を本人に直撃した。

できる限りポジティブであろうと努力していた

――リハビリのためアメリカに行っていましたよね。ユナイテッドから離れたことで良かったことはありますか?

 そうだね。筋肉系の負傷だったら、おそらく離脱期間は2週間くらいだっただろう。すぐに戻って来られるから、少し先の試合に集中すればいい。だけど、このような大きな負傷だと、身体的にも精神的にも回復のために最善を尽くして、リハビリのためだけに集中することが必要なんだ。マンチェスターではサッカーそのもの、そして試合に出場することはとても重要なことなんだ。僕は毎日、その事実に直面しなければならなかった。僕のように長期間プレーできない身にとってみれば本当に厳しいことだった。だから、余計なことは考えずに、けがの治療にだけ専念できる環境で過ごすのは良いことだった思う。うまくいったと思うし、パーフェクトな選択だったよ。

――治療中は毎日どのようなスケジュールだったんですか?

 毎日違ったよ。冬に手術を行ったんだけど、術後の何日かは副木を当てていた。松葉づえを使って外に出るだけで精いっぱいだったんだ。クリニックまでたどり着くと、ほんの少しでもひざを曲げられるように努力するんだ。最初の2カ月は曲げるのがやっとだった。2回目の手術の後も、同じような2カ月を過ごした。その後少しずつ、腱の調子を整えていったんだ。外科医はいろいろな段階を踏んで、僕の回復の様子を見ていてくれた。すべてはひざをもう一度完ぺきな状態にするためのものだった。

――そんな厳しい日々に耐え抜くことができた理由を教えて下さい

 先が見えなくて気持ちが沈んでしまうようなことはほとんどなかった。それに、自分でもできる限りポジティブであろうと努力していた。僕は基本的にネガティブな人間ではないんだ。1日くらいは「何で僕が?」って思った日もあったかもしれない。だけど、そんなことを考えたところで何も変わらないのは分かり切っているからね。
 人生には良いことも悪いこともある。つらい経験をしたって、そこから学べることはたくさんあると思うんだ。もちろん、できればけがなんてしたくなかった。だけど、僕はけがをしてしまったんだ。乗り越えるしかなかった。今回のけがで多くのことを学んだ。たくさんの素晴らしい人々と出会うことができたし、この経験で僕は成長できたと思う。この経験をこれからの人生で生かしていきたい。

<続きは、ManUtd.jpで>

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