男子の優勝候補筆頭は内村、女子は鶴見に期待=世界体操見どころ
日本女子43年ぶりのメダルを狙う鶴見
また、種目別については、ちょっとしたミスが決勝進出を阻む。それはたとえスペシャリストであっても例外ではない。その中においてもDスコア(演技価値点)の高い選手は、その種目をリードするに値する。今シーズン、私の情報において各種目の最高Dスコアは以下の選手。これらの選手の演技構成は2012年を見据え、注目したい。
<男子>
・ゆか=スティーブン・レジェンドラ(米国) 6.7
・あん馬=張宏涛(中国)、クリスチャン・ベルキ(ハンガリー) 6.9
・つり輪=ダニー・ピネイロ・ロドリゲス(フランス) 7.1
・跳馬=リ・セグワン(北朝鮮) 7.2/7.2
・平行棒=ワン・グァンイン=中国) 7.0
・鉄棒=フェン・ゼ(中国) 7.2
<女子>
・跳馬=ホン・ウンジョン(北朝鮮) 6.5/5.6
・段違い平行棒=ヘ・ケシン(中国) 7.4
・平均台=トウ・リンリン(中国) 6.7
・ゆか=スイ・ルー(中国) 6.1
※上記は、国際体操連盟10月5日公表の出場エントリーをもとにした内容である。
<了>