大宮に西武黄金期のユニホームが復活(写真は1985年)
【(C)SEIBU Lions】
恒例になりつつあるライオンズ・クラシックだが、ことしは1980年代黄金時代がテーマ。4日から行われる第3章では「悲願の日本一奪還」と題してさまざまな演出が行われる。今回のカードの初戦は県営大宮球場で行わる予定で、大宮近辺のファンが80年代のユニフォームを着たライオンズの選手たちを見る初めての機会。そして、最大の目玉としてはその時代を支えた首脳陣、選手らを招いての始球式やイベントの数々。今回は「管理野球」の頭脳として知られる広岡達朗氏が来場する予定だ。1985年に退団してから実に24年ぶりにライオンズのユニフォームに袖を通すことになる。黎明期のライオンズを24シーズンぶりに日本一へと導いた名将が始球式はもちろんのこと、8月6日の試合後に行われるサラリーマンナイトへの参加することが決定。黄金時代を知る中年世代のファンにとってはたまらない朗報だ。広岡氏自らのノックを受ける機会など、早々訪れるものではなく、今回の8月6日に西武ドームへ最高の夏の思い出をつくりに足を運ばれては? その際にはマイグラブの持参を忘れずに。そして名将の厳しい視線の下、ライオンズナインもリーグ首位奪回に向けて張り切ること間違いなし!?
<text by 稲葉真由美>