ミランのベッカム「ユベントスとの対戦を楽しみにしていた」=セリエA第35節プレビュー
ミランのベッカムはユベントス戦に意気込む 【Getty Images】
また、6位のローマは9位のカリアリと対戦する。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場がほぼ不可能となったローマは、目標をヨーロッパリーグ(EL)出場と変え、順位確保に全力を注ぎたいところだ。そのほか、4位のフィオレンティーナは2連敗中のカターニアとアウエーで対戦する。
し烈な2位争い
「ユベントスは非常に苦しい時期を迎えているからこそ、どうしても勝利が欲しいところだろう。よって、われわれは危険なチームと対戦することになる。しかし、5連勝中のミランが勝ち点3を奪うことに自信を持っている。
MFガットゥーゾはけがから復帰し、ベンチスタートとなりそうだ。また、足首に痛みを抱えるベッカムのコンディションは100パーセントではない。(出場に)間に合わないかもしれない。その場合はフラミニを起用するだろう」
MFベッカム(ミラン)
「ユベントスとの一戦は非常に重要な試合だ。マンチェスター・ユナイテッドや、レアル・マドリーに所属していたころもユベントスと対戦していたことがある。ミランに加入してからは、彼らとの対戦を楽しみにしていた。両チームのサポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれるだろう」
DFザンブロッタ(ミラン)
「残り4試合の対戦相手はCLやEL出場権を狙っているチームばかりだから、僕らが苦戦を強いられるのは間違いない。ユベントス戦は特にタフな試合になる。彼らは最後まであきらめないチームだからね。でも、僕らは絶好調で、連勝の勢いに乗っているため、白星を挙げることを確信しているよ」
ラニエリ監督(ユベントス)
「われわれはここ6試合で白星から遠ざかっている一方、ミランは好調を維持している。だが、選手たちは落ち着いているし、いつもと同様に勝利を狙いにいくよ。自分の立場に関して、メディアがいろいろなうわさを報じているかもしれない。だが、わたしはユベントスの監督であり、来季も続投することを主張する。クラブの幹部と毎日話しているし、彼らのわたしに対する信頼も感じている」
EL出場権を目指して
「(前節のパレルモ戦に1−5で完敗した)敗北を埋め合わせるためにも、そしてEL出場権を獲得するためにも勝ち点3が必要だ。だからパフォーマンスよりも結果が大事なんだ。FWアクアフレスカはベンチスタートとなるため、2トップでジェダとマトリを起用する」
スパレッティ監督(ローマ)
「残念ながら、(CL出場圏内の)4位に浮上することが厳しくなった。だが、EL出場権を確保する可能性はまだ十分ある。6位に終わることは、クラブのサポーターや経営陣にとって重要だ。もちろん、来シーズンはCL出場権の獲得を目指して戦うまでだ。
自分の去就については、今はノーコメント。シーズンが終わってから、ローマのセンシ会長と再び会合し、一緒に決めるつもりだ。その後に適切なタイミングで正式に発表する」
CL出場権確保のために
「今後の去就について、いろいろ書かれているかもしれないが、わたしはフィオレンティーナに残りたい。だが、今はリーグ戦の最後の4試合だけに集中したい。われわれは4位に位置している。この順位でシーズンを終えられるかどうかは自分たち次第だ。ほかのチームの結果には関心がない。われわれの運命を決めるのはわれわれ自身だからね」
セリエA 第35節 有料ライブ放送
カリアリ対ローマ
5月10日(日)22時
カターニア対フィレンティーナ
5月10日(日)22時
ミラン対ユベントス
5月10日(日)27時30分
※配信スケジュールは変更になる可能性があります。
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