インテルのサネッティ「今まで見せていた強さを再び」=セリエA第34節プレビュー
スクデット獲得に向け、サネッティは「インテルの強さを見せる」と熱く語った 【Getty Images】
そのミランが今節対戦するのは、森本貴幸が所属する14位のカターニア。アウエーでの対戦とはいえ、是が非でも勝ち点3を獲得したいところだ。
また、インテルはホームでラツィオと対戦。ミランがじわじわと詰め寄る中、これ以上勝ち点の取りこぼしは許されない状況下にいる。そのほか、4戦連続で勝ち星から遠ざかっている3位ユベントスはホームでレッチェと対戦する。
ラツィオに勝利して連敗を免れたいインテル
「ラツィオ戦で勝利を収めて、いつもの状態に戻ることを期待している。今シーズン、われわれは連敗を喫したことがない。敗戦後の次の試合では、いつも良いパフォーマンスを披露しているからだ。ラツィオには優れた選手が多くそろっており、素晴らしい監督もいる。だから、今回の一戦は苦戦を強いられるだろう。彼らの第一目標はコッパ・イタリアの獲得かもしれないが、われわれとの試合でも積極的に攻めてくるだろう」
DFサネッティ(インテル)
「ミランが逆転優勝をあきらめていないことは正しい姿勢だと思う。素晴らしい歴史を持つ、偉大なクラブだからね。とはいえ、優勝は僕たち次第。今まで見せていた強さを残り5試合で見せつけるよ」
ロッシ監督(ラツィオ)
「われわれはインテルを下して、優勝争いを再燃させるつもりだが、優勝の行方はやはりインテル次第だ。この3年間で、彼らはセリエAで最も強いチームとなった。全体のパフォーマンスが良くなくても、不足を補う選手がそろっているから首位にふさわしいと言える」
逆転優勝にかすかな希望を抱くミラン
「まだ優勝をあきらめる段階ではないよ。インテルが勝ち点を取りこぼすことも必要だけど、僕たちは残り5試合のすべてを全勝する必要があるね。今シーズン、ミランはけが人が続出して苦しめられたし、多くの試合をベストメンバーで臨めなかった。仮にけが人が少なかったら、もっといい結果を出せたはずだ」
FWパト(ミラン)
「(ミランを退団するとうわさされる)アンチェロッティ監督は残ると思うよ。これから先、僕らはたくさんのスクデット(セリエA優勝)を獲得することになるだろう。彼は指揮官としても、人間としても素晴らしい。入団時に彼がいて本当に良かった」
MFフラミニ(ミラン)
「僕らは4連勝中で、好調だから首位を目指すのは当然だ。しかし、ミランにとって最も重要なのはチャンピオンズリーグ出場権を確保することだ」
ゼンガ監督(カターニア)
「わたしは以前、選手としてインテルに所属していた、そして今でもサポーターとしてインテルが好きだ。だが今回、ミランに勝利しても、それはインテルのためではなく、カターニアのためだ。今シーズン、われわれは既にローマを下した。インテル、ユベントスとの対戦では惜しくも敗れた。仮にインテルがラツィオに敗れて勝ち点3を獲得できなかった場合、ミランは逆転優勝を目指してもおかしくないだろう」
2位奪回を目指すユーベは格下レッチェと対戦
「わたしはクラブが提示した(5年間で優勝を果たすという)計画を進行している最中だ。まだ2年目だが、われわれは正しい軌道に乗っていると思う。チームはまだ完ぺきではないが、選手たちとコーチングスタッフは全力を尽くしている」
GKブッフォン(ユベントス)
「イタリアのメディアによると、最近の不調の原因は僕のせいになっているようだ。しかし、それは違う。僕には得点を許す権利がないのか? 今シーズン僕は何度も重要なセーブを見せた。僕のミスでユーベが黒星を喫したと誰も言えない。それが事実だよ」
DFキエッリーニ(ユベントス)
「残念ながらスクデット獲得の夢は不可能かもしれないけど、2位を確保したいね。僕らはミランよりも2位の座にふさわしいプレーを見せていると思う。選手たちは残り試合で100%の力を出し切るよ」
セリエA 第34節 有料ライブ放送
インテル対ラツィオ
5月2日(土)27時30分
カターニア対ミラン
5月3日(日)22時
ユベントス対レッチェ
5月3日(日)22時
※配信スケジュールは変更になる可能性があります。
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