ニューカッスルのシアラー監督「ホームで全勝したら残留できる」=プレミアリーグ第33節レビュー
マンCはロビーニョ(写真)のゴールなどでWBAに4−2で勝利した 【Getty Images】
降格圏内に沈む最下位WBAはマンチェスター・シティの本拠地で2−4の敗北を喫し、プレミアリーグからの降格がほぼ決定的となった。低迷が続くニューカッスルは敵地でトッテナムに0−1で敗れ19位に。ミドルスブラはフラム戦を0−0のスコアレスドローで終えて18位。降格圏から脱出することはできなかった。
また、ストーク・シティはMFローレンスの決勝点でブラックバーンに1−0で勝利し、勝ち点39で12位に浮上した。サンダーランドは残留争いのライバルであるハル・シティを1−0で下し、貴重な勝ち点3を獲得。対するハル・シティは、1カ月以上も白星から見放されている。ボルトン戦で貴重なゴールを挙げたポーツマスのFWカヌーは、チームを勝利に導いた。
トッテナム 1−0 ニューカッスル
「選手たちのパフォーマンスには満足しているが、前半は戦う姿勢が足りなかったと思う。先制点を奪われてから持ち直したが、試合の序盤から100パーセントで戦わなければならない。痛い敗北を喫してしまったが、残りのホーム戦で全勝したら、残留できると確信している。今回の結果を忘れて、次節のポーツマス戦に集中しなければならない」
マンチェスター・シティ 4−2 WBA
「われわれは好機を作り出した。個人のミスで失点を許し、勝利するチャンスを逃がしてしまった。残り5試合で、できるだけ多くの勝ち点を獲得できるように前向きな姿勢を保たなければならない」
ミドルスブラ 0−0 フラム
「選手たちの出来に満足している。絶好のチャンスを作り出したが、フラムのGKシュワルツァーが好セーブを連発したため、得点を挙げることができなかった。われわれはまだ降格圏に位置しているが、1試合ずつ前進しなければならない」
サンダーランド 1−0 ハル・シティ
「前半はハル・シティが主導権を握ったため、苦戦を強いられた。しかし、われわれは先制点を奪い、幸いにもそれを守り切ることができた。プレミアリーグ残留に向けて非常に大きな勝ち点3となった。全力を尽くした選手たち、そしていつも応援してくれるサポーターをたたえなければならない」
フィル・ブラウン監督(ハル・シティ)
「少なくとも、われわれは引き分けに値する戦いをしていたと思う。多くの得点機を作り出したが、ゴールを決めることができなかった。前節は選手たちのモチベーションに疑問があったが、この試合で彼らは気持ちを切り替え、そして全力を尽くしてくれた」
ポーツマス 1−0 ボルトン
「誰がゴールを決めたかは見えなかったが、得点者は誰にしろ、われわれは勝利にふさわしかったと思う。ボルトンよりボール支配率が高かったし、われわれは多くのチャンスを作ったからね」
ギャリー・メグソン監督(ボルトン)
「選手たちのパフォーマンスはよくなかった。特にポーツマスが先制した時、選手たちのマークが緩かった。次戦で改善しなければならない。あと5試合残っているが、残留を決めたわけではない。油断は禁物だ」
ストーク・シティ 1−0 ブラックバーン
「試合の最初から最後まで、ブラックバーンの選手に攻められたが、幸いに貴重な得点を奪うことができた。残りの5試合で、今回の一戦で見せたパフォーマンスを再び披露できれば、われわれは残留するだろう」
サム・アラダイス監督(ブラックバーン)
「残念ながらFWのサンタ・クルスとロバーツがけがで欠場したため、チームの決定力が足りなかった。守備面では悪くなかったが、得点につながったクロスをカットすべきだったと思う」
プレミアリーグ ハイライト映像無料配信中!
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ