井上康生氏と東原亜希さんが挙式「幸せいっぱいの家庭を」
井上康生氏と東原亜希さんが挙式、幸せいっぱいの会見を開いた 【スポーツナビ】
挙式後に記者会見を開いた井上氏は袴姿に身を包み「温かくて楽しい、幸せいっぱいの家庭を築いていきたい」と理想の家庭像を語ると、「大黒柱として家族を引っ張って行かなければならないと、改めて強く思いました」と頼もしい言葉。それを隣で聞いた和装姿の亜希さんは「この人と結婚できて良かったな、って思います。幸せです」と、幸せいっぱいの表情で夫を見つめた。
また、亜希さんが現在妊娠3カ月であることを井上氏が発表。「披露宴では2人ではなく、3人で幸せを感じたい」と語った井上氏は「子供ができたと分かった時にはうれしくて仕方がなかった。男の子、女の子どちらでもいいと思っています。女の子だったら、すごくかわいがってしまいそう(笑)。もし男の子が生まれて、柔道をしたいと言えば喜んでさせたいと思いますし、違う道に進みたいと言えば精一杯支えていきたい」と、康生2世に思いを馳せた。一方の亜希さんも「一人目なので、どちらでもうれしいです」と、子供を授かった喜びを語った。
東原「2人とも子供がすごく好きで、本当に待ちに待ったという感じ」
井上氏の口から東原さんが妊娠3カ月であることが報告された 【スポーツナビ】
東原 本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。私は今まったく余裕がない状態で、緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。
――お2人から色々と報告があるとのことでブログなどにも書いてありましたが、お2人の口からお願いします。
井上 私からご報告させていただきます。実はこの会見で、また披露宴でみなさまにご報告しようと思っていたのですが、このたび、子供を授かりました。3カ月という形で、大変私もうれしく思っていますし、妻もうれしく思っております。これから子供のためにもしっかりと力を合わせていこうと思っています。この後の披露宴は2人ではなく、3人で幸せを感じたいと思っています。
――妊娠されてると聞いたときはどんな気持ちでしたか?
井上 実は私だけ舞い上がってしまいまして、妻の方は現実をしっかりと見ているという感じでしたけど、本当に浮かれている僕がいたくらい、うれしくて仕方なかったですね。
東原 2人とも子供がすごく好きで、本当に待ちに待ったという感じがしました。私も最初はもちろんすごくうれしくて興奮しました。
――体調は大丈夫ですか?
東原 そうですね、まだつわりがあるので今日無事に乗り切れるか心配だったんですけど、朝起きたときに体調がすごく良かったので、はい。今日は幸せな気持ちで乗り切れると思います。
康生「子供が生まれてくるだけで幸せ」
「男の子、女の子どちらでもいい。生まれてくるだけで幸せ」と井上氏 【スポーツナビ】
井上 明るく楽しく、温かい家庭を築ければいいかなと思っております。
――男の子か女の子かはまだ分からないと思うんですが……
井上 そうですね、それはもうどちらでも。子供が生まれてくるというのはそれだけで幸せなことですから、僕はどちらでもうれしく思います。
東原 一人目なので、私もどちらでも。
――来年、康生さんがイギリスに留学されるという話もありますが、亜希さんはどうされるんですか?
東原 いっしょに行きます。
――身重でも大丈夫ですか?
東原 はい。
――それでは向こうで出産という形になるんですか?
東原 (井上の顔を見ながら)そうですか?
井上 (笑)。これから、そういう問題は話し合ったり、体のことを気遣いながら決めていこうかなと思っているところです。予定としても、やっぱり一人目ということで彼女自身もいっしょにということを話していますので、そういう気持ちとかを考慮していきたいと思っています。
――それでは立会い出産で?
井上 いやあ(笑)、そこまでは決めていませんけど、しっかりとこれから考えていきたいと思っています。
――亜希さんは立会い出産がいいですよね?
東原 そうですね、どれだけ痛いものなのか分からないので(笑)。でも、そうですね、その瞬間というのはいっしょに時間を共有できたらなと思います。
婚約指輪は真珠、井上の故郷・宮崎県で
亜希さんの指にはきらりと光る大きな真珠の指輪 【スポーツナビ】
井上 始めはいろいろと儀式的なものがありましたけど、親族のあいさつの時に、私の兄が家族の紹介でものすごいカミカミになってしまいまして、その瞬間に一気に柔らかなムードになったので、兄には感謝しています。まあ、そういう形でしっかりと終えることができましたし、挙式をやったことで気が引きしまる思いです。
東原 なんか、こう自分が挙式の中心にいるというのがすごく不思議な感じがして、入籍の時よりも「結婚した」って実感がすごくわきましたね。
――お互いの今日の晴れ姿を見て、どうですか?
東原 和装に関しては、私がどうしても着物を着たいというよりも、(井上の)袴姿をどうしても見たかったので、念願かなって今日はカッコいいなって思います。
井上 すごく着物もきれいですし、なおさらきれいになった姿を見せてもらって、すごくうれしく思いました。僕自身もこのような素晴らしい格好をさせてもらって、いろんな人たちに僕自身が支えられてきたので、うれしく思いましたね。
――惚れ直しましたか?
井上 うん……、まあね、はい(笑)
東原 (笑)
――亜希さんの指輪の方も見せていただきたいんですが。
東原 今回はちゃんと見せられました。これは婚約指輪で、真珠にしたんですよね。
井上 私が宮崎生まれなんですけど、小さなころからお世話していただいた方のお店で作っていただいて、彼女に婚約指輪はどんなものがいい?と聞いた時に、真珠がいいということで、真珠をプレゼントしたんですが、すごく似合ってて良かったです。
――ダイヤではなく真珠というのは、何か思いがあって?
東原 やっぱり日本人として、イギリスにも行きますし、真珠のアクセサリーを一つも持っていなかったので、真珠にしました。
――すごく大きく見えるんですが、値段の方は?
井上 小さいころからお世話になったということで、気を遣ってもらって、まけていただきました(笑)。大変ありがたかったです。
――康生さんも結婚指輪をしているんですか?
井上 はい。
――サイズはあるんですか?
井上 サイズは特注で作ってもらいました。他の方々に試しにつけてもらったりしたんですが、普通の方だったら親指ぐらいのサイズだそうです。何号?
東原 27号です(笑)。
「温かい、楽しい、幸せな家庭を築きたい」
念願の袴姿に惚れ直しましたという亜希さんに、さすがの井上氏もテレ笑い 【スポーツナビ】
井上 そうですね。本当にどちらでもいいなって思ってるところなんですが、女の子だったら僕自身がすごくかわいがりそうだなと。その分、妻の方に厳しい役になってもらおうかな(笑)と、そう思っているところです。男の子だったら、また柔道はどうですか?という質問もあると思いますが、柔道の環境で育つということは間違いないと思いますし、本人がしたいというのなら喜んでさせるでしょうし、また、違う道に行きたいというのなら、精一杯支えていきたい。それは男の子とでも女の子でもいっしょなんですけど、僕はそう考えています。
東原 そうですね。えーと、前はそういうこと色々と考えたんですけど、今はおなかにいるんだと思うと、ありきたりですけど、元気なら何でもいいって、今は思っています。すみません、面白くない答えで。
――今日改めて、お互いはどういった存在ですか?
井上 僕にとっては楽しい時も苦しい時でも、色んな時を本当に支えてもらえた。ただただ、感謝の気持ちでいっぱいですね。これからもお互いを理解しあって、しっかりと支えあって幸せな家庭を築いていきたいと強く思っているところです。
東原 結婚式の準備も最後の方はほとんど彼がやってくれましたし、私の体調が悪い時とかもずっと待ってくれたりとか、本当によくやってくれたので、結婚できて良かったなという思いです。
――今回の披露宴の一番の見どころとなると?
井上 見どころは……、今回の結婚式は色んな方々が支えてくれたというか、力になってくれたんです。彼女がその感謝の気持ちで本も出したと思いますけど、色んな方たちが精一杯動いてくれて、自分たちはほんの少し動いたくらいというか、それぐらい色んな方たちが支えてくれましたので、そういう面で感謝してます。そういう部分では見どころといっても、最初から最後まで自分たちなりに考えて、みんなに喜んでもらえるようにと考えていましたので、全体を通していい形にはなったんじゃないかなと。これは終わってみないと、また僕たちの口から分からない部分もありますけど、一生懸命つくりました。
東原 あとは新郎さんがどれだけ号泣するかというのが見どころだと思います(笑)。
――お子さんもできたということで、これから一家の大黒柱としてどうしたいとか未来への展望はありますか?
井上 そうですね。家族のことに関して言えば、先ほども言ったように、本当に温かい、楽しい、幸せな家庭を築きたいと思います。個人としては、大黒柱として引っ張っていかなければならないという強い思いが芽生えてきました。私自身は柔道家でもあり、僕は柔道のおかげで大きくなれたし、また彼女とも出会えたりしましたから、この柔道に対してしっかり恩返しできるように、そして先ほども言ったように色んな方たちに支えられてきましたので、その方たちにも恩返しできるように、そういう人間になっていきたいとずっと思い続けているので、そう生きていきたいなと思います。
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