大阪エヴェッサが3連覇達成 王座を守り抜く
シーズン最後まで飽きさせない話題を提供
また、外国人枠のないbjリーグだけに外国人選手の多さが目立ってはいるが、日本人選手も着実に成長中。大阪の天日謙作HCも「リーグ1年目からプレーしている日本人選手たちは、身体も大きくなり、みんな成長していることを感じる。今は、外国人選手とマッチアップしてもひるむことはない」と、外国人選手と日常的に対戦することで日本人選手は力をつけていると発言している。今後は、ベスト5、アシスト王を受賞した琉球の澤岻直人、東京の青木など、外国人選手に匹敵する、チームの核となる選手が1人でも増えることも期待したい。
ひときわ存在感を発揮した仙台のブースター
スタンドでひときわ存在感を発揮した仙台のブースターたち 【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】
ファイナルでは9,201人の大観衆を集めたが、レギュラーシーズンは平均2,299人と当初の目標としていた3,000人を達成することはできなかった。しかし、仙台のブースターが示すように、各地でチームを熱狂的に支えてくれている人は着実に増えている。まだまだ多くの課題を抱えている一方で、着実な進化を見えた3年目のbjリーグだった。
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