田臥勇太「歴史的な1ページ」 バスケ新リーグ名称決定後の選手コメント
JPBLによる会見に出席した選手たち。左から竹内、渡邉、田臥、川村 【スポーツナビ】
発表された新リーグの名称は「B.LEAGUE」。「B」にはバスケットボールのBのみならず、Be動詞「Boys,be ambitious」のように無限の可能性を秘めた世界が広がっている、という意味も込められており、バスケットボールの未来と可能性が表されている。黒と白の2色でデザインされたロゴデザインは、シンプルながらも勇気や自信、日本の男子トップリーグとしての力強さが表現されたデザインとなっている。
会見に出席した日本代表の田臥勇太(リンク栃木ブレックス)は、Bリーグのロゴを見て「ファッションとしても取り入れられるくらい、かっこいいデザイン」とコメント。同じく日本代表の竹内譲次(日立サンロッカーズ東京)は「このリーグが盛り上がるように、今月末から始まるリオ五輪予選を精いっぱい戦いたい」と選手としての自覚を口にした。
以下は、JPBLによる会見に出席した選手のコメント。
田臥勇太(リンク栃木ブレックス)
Bリーグのロゴを見て「ファッションとしても取り入れられるくらい、かっこいいデザイン」とコメントした田臥 【スポーツナビ】
このような日を迎えられたことは、川淵さんをはじめ関係者の方には本当に感謝しています。日本代表選手として代表の活動をしっかり頑張るのと、チームとしても、今シーズンもそうですし、来シーズンに向けても、しっかりと頑張っていきたいと思います。こうして(Bリーグという)舞台を整えていただけたので、選手としてはコートの上でしっかりとプレーし、「また見に来たいな」と思ってもらえるようなプレーをしたいと思います。そして、子どもたちや将来ある選手たちにとっても、魅力あるリーグになるように、選手としてベストを尽くしていきたいと思います。
(Bリーグの名称やロゴなどが決まったが)代表が強くならなければバスケットはさらに盛り上がっていかないと思いますので、そこはしっかりと自覚を持ってプレーしていきたいと思います。(リオ五輪出場決定という)最高の結果を残した女子のチームは本当にすばらしいと思います。この結果を受けて男子も頑張らなければいけないなと気が引き締まりました。
(以下は囲み取材)
――来年、どういうプレーをしているかイメージは湧くのか?
イメージは、Jリーグが開幕したときのような派手な会場の演出だったり、プレー面も含めていろいろなところで可能性が広がりますので、見に来てくれる方に楽しんでもらって、バスケットをもっと応援したいと思ってもらえるようなプレーをしていきたいと思っています。
――当然勝つことを第一に考えると思うが、派手なプレーを意識する部分も出てくる?
もちろん、全部ですね。そこに気持ちがこもっていなければ伝わらないと思うので、技術もそうですし、気持ちの面でも伝わるようなパフォーマンスをしていきたいです。
――リーグロゴを初めて見たときの印象は?
本当に今風と言いますか、ファッションとしても取り入れられるくらい、かっこいいデザインになっていると思います。
――今回のロゴがモノクロで、NBAのブルックリン・ネッツに似ていると思ったが、どう感じる?
そうですね。ブルックリンも今のNBAの中ではおしゃれなイメージがあると思いますので、このロゴ自体がバスケットをやっている人はもちろん、知らない方にも「このロゴかっこいい、何だろう?」と注目してもらって、バスケに興味を持ってもらえるといいなと思います。
――元NBA選手として、特別に何かもたらせるものはあるか?
こうして新しくリーグが始まるというのはバスケ界には歴史的な1ページだと思いますし、やはりプレーヤーなので、その新しいリーグをいろいろな方に知ってもらえるように、コート内ではもちろんコートの外でも貢献していきたいと思います。
竹内譲次(日立サンロッカーズ東京)
竹内は「このリーグが盛り上がるように、今月末から始まるリオ五輪予選を精いっぱい戦いたい」と選手としての自覚を口にした 【スポーツナビ】
このように土台を整えてくださった川淵(三郎)会長をはじめ、尽力してくださった皆さんに感謝しております。所属している日立サンロッカーズ東京が1部に参入できることも、すごくうれしく思います。日本代表選手としても、このリーグが盛り上がるように、今月末から始まるリオ五輪予選を精いっぱい戦い、女子に続いて結果を残せるように頑張っていきたいと思います。
(Bリーグは)最初が肝心だと思うので、今の観客数に選手たちも満足することなく、初めて見に来てくださるお客さんのためにも、最初から派手なプレーや堅実なプレー、いろいろなプレーを見せていきたいと思います。
(リオ五輪出場を決めた)女子代表は着々と力を付けてこの結果を勝ち取ったと思いますし、男子も女子のように一歩ずつ階段を上っていずれアジア、そして世界でも戦えるように力を付けていきたいと思います。