簡単で栄養たっぷり「アスリート弁当」 食欲コンサルタントの健康レシピ

村山彩

【村山彩】

 こんにちは。食欲コンサルタントの村山彩です。寒い日が続きますが、皆さん体調を崩されていませんか。食と運動に関するお悩み相談の第12回、ついにお悩み解決シリーズの連載開始から1年が経過しました。これまで読んで下さった皆様、ありがとうございます。今シリーズ最後は、初のお弁当で締めたいと思います。

「夕飯は会食などで、なかなかバランスの良い食事ができない」
「今年から体のためにお弁当をスタート。手軽に作れるお弁当が知りたい」
「アスリートのための食事が知りたい」

 こんなお悩みをいただきました。朝は食欲が湧かず、夜は会食 そんな方も多いのではないでしょうか。今回は上記のお悩みを参考に、手軽に作ることができ、栄養価の高い「アスリート弁当」をご紹介します。運動している方はもちろんのこと、バリバリお仕事などをされている方もアスリートです!

 ごはんやおかずの量は、運動量や性別、体重、前後のお食事との調整など、ご自身にあった「適量」をチョイスして下さい。

アスリートによるアスリートのためのお弁当

【Getty Images】

○ご飯
【材料】(1人分)
発芽玄米(白米と混ぜてももちろんOK):お茶碗1杯分
梅干し:1個 
じゃこ:適量

【作り方】
1)梅干しは種を取り、たたいたものをご飯に混ぜ、じゃこをふりかけて完成

○豚と厚揚げのキムチ炒め
【材料】(1人分)
豚肉(薄切り):50g
厚揚げ豆腐:70g
キムチ:30g
ごま油:少量
塩・胡椒:適量

【作り方】 
1)厚揚げを食べやすい大きさに切って塩胡椒をし、フライパンに油をひき、少し焦げ目がつくまで焼き、皿に移す
2)きれいにしたフライパンに再度油をひき、豚、1)の厚揚げ、最後にキムチを加えて中火で炒め、豚に火が通ったら完成

○ほうれん草ときのこのゴマ和え
【材料】(3〜4人分、常備菜として)
ほうれん草:1束
しめじ:1パック
すりごま:大さじ2
醤油:小さじ2
みりん:小さじ2 
塩:適量(ゆでる用)

【作り方】
1)ほうれん草は塩を入れたたっぷりのお湯でさっとゆで、水気を絞り、等間隔に切る
2)しめじは石突きを取り、さっとゆでる
3)ボウルにすべての材料を加え、混ぜ合わせて完成

○ひじきの厚焼き卵
【材料】(常備菜として)
卵:3個
乾燥ひじき:小さじ2
塩:少々
エキストラバージンオリーブオイル:適量

【作り方】
1)卵をボウルに割り溶きほぐし、水で戻したひじきと塩を加えて混ぜる
2)玉子焼き器に油をひき、中火で1)を少しずつ加えながら巻いていく
※注意点としては、巻いた卵を持ち上げて新しい卵液を加えること。油をひき直すこと

○ブロッコリー
【材料】(常備菜として一気にゆでる)
ブロッコリー:1株(今回は花蕾の部分のみ使用)

【作り方】
1)さっとゆでる

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著者プロフィール

食欲コンサルタント、日本初のアスリートフードマイスター、野菜ソムリエ。2012年7月、館山トライアスロン総合優勝。2014年 ironman 70.3 台湾エイジ優勝 。現役トライアスリートとしての知識と経験を生かし、プロアスリートやアマチュアランナーへ食事指導と運動指導を行っている。そのほか、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントを通じてランニングと食事についての幅広い活動を行う。13年12月に『あなたは半年前に食べたものでできている』、15年2月に『あなたは半年前に食べたものでできている 実践編』(ともにサンマーク出版)を上梓

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