ランニング前の1分ストレッチ 座って・入念・ゆっくりはNG!
ダイナミック・ストレッチが有効
ストレッチと言うと、どうしてもゆっくり・入念に体を伸ばしていくことをイメージしてしまいますが、実はコレ、走る前のストレッチとしてはあまり効果がないんです。
「最近の情報では、動きのあるストレッチ、ダイナミック・ストレッチで筋肉の弾力性を高め、パフォーマンスを上げていくことが一番有効だと言われています。あまり時間をかけないように行うことがポイントです」
刺激を与え、走る準備を整える
このストレッチは肩(肩甲骨)、骨盤を逆方向にねじって刺激を与えることで姿勢よく走れるきっかけをつくり、また腕振りのサポートも同時に行っている。こうすることで筋肉が呼び起こされ、走る準備が整ってくるというわけだ。
「走る前は、床に座ってのストレッチだけはしないようにしてください。体がリラックスモードに入ってしまい、逆に体がうまく動かせなくなってしまいます。立って動くストレッチをやってほしいですね」
走る前は動きのあるダイナミック・ストレッチを! ランナーのみなさん、ぜひ試してみてください。
(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)
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