中年男性はおいしく食べて、痩せることはできるのか?

カラダにいい100のこと。

【カラダにいい100のこと。】

「ほぼ日刊イトイ新聞」(以下、「ほぼ日」)の連載企画『おれは食べて痩せたいのだ。男たちのアンチエイジング。』は、40代の男性2人がおいしく食べながらも痩せて健康になることを目指し、アンチエイジングを追求していくというもの。

「食べて痩せる?」、「男のアンチエイジング?」と不思議に思う人も多いかもしれない。実際、どのようにしてアンチエイジングを進めていくのか、本当においしく食べて痩せるつもりなのか。この企画を考え、実行している「ほぼ日」の武井義明さんと西本武司さんにお話を聞いた。

――そもそもこの企画を考えたきっかけはなんだったのでしょう?

武井義明(以下、武井) 健康のために純粋に体重を落とさなくてはいけない僕と、昔太っていてジョギングにハマって痩せたという過去を持つ西本で、この企画を考えました。西本は、今ではちょっとした有名市民ランナーで、僕に比べると自分を律することができる人ですね。

西本武司(以下、西本) 体を動かすだけではなく、食生活も改善しないと楽しい40代を送れないかもしれないと思い始めて、2人でこの企画を実行しようと考えたんです。

――それにしても、美味しく食べて痩せるなんて、そんなことが本当にできたらすごくいいですよね。

武井 僕は、これまでにも何度かお医者さんから食生活の指導を受けているんです。人間ドックに行けば、「大豆を食べましょう、海藻を食べましょう、過剰な油を摂ってはいけません」って言われるじゃないですか。でも、そんなことは分かっているし、実際やったこともあるけれど、おいしくないから続かないんですよね(笑)。

西本 武井さんは食への探究心がすごいですからね。

武井 僕はあくまでも、おいしく食べて痩せたいんです。

――食べたいし痩せたい、その熱意はわかりました(笑)。でも、男のアンチエイジングというのはどういうことでしょう?

武井 最初は、アンチエイジングなんて僕たちには関係ないって思っていました。

西本 アンチエイジングって「あれでしょ? コラーゲン塗るんでしょ? コラーゲンボール食べるんでしょう?」なんていう風に思っていたんですね。

武井 でも、日本の病院にも「アンチエイジング専門外来」というものがあって、アンチエイジングは健康長寿を目指す医学だいう話を聞いて、女性だけではなく僕たちにも関係があるんだということを知ったんです。この企画では「●●を食べてはいけない」ということを実行していくのではなく、食べるタイミングや食材の選び方で美味しく食べていく方法や、身体にもいい影響があるお酒の種類を知ったり、楽しく美味しく健康になれるようなものにしていけたらと思っています。

 企画はまだ始まったばかり。果たして、おいしく食べて健康になることはできるのか。詳しくは「ほぼ日」のHPで。おいしく食べて健康になりたい全ての人必見です。

『おれは食べて痩せたいのだ。男たちのアンチエイジング。』
http://www.1101.com/anti_aging/2014-04-10.html

(写真/石渡朋、文/佐藤麻弥)

■武井義明さん たけい・よしあき
1966年生まれ。「ほぼ日」の編集者。シェフ武井と呼ばれるほど料理上手な食いしん坊。『調味料マニア。』などのコンテンツを担当。

■西本武司さん にしもと・たけし
1971年生まれ。「ほぼ日」のプロデューサー。ランニングが趣味。『「ほぼ日」中年陸上部 マイナスからのランニング。』などのコンテンツを担当。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

雑誌『BRUTUS』が編集するオンラインメディアです。現代を生きる人々の生活の中に、美と健康とカラタづくりのヒントをお届けしていきます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント