写真を撮りたくなる富士山の絶景スポット 山梨県編

デサント

【写真提供:デサント】

 世界遺産への登録が決まった富士山。富士山を間近で見られる場所といえば、静岡県と山梨県ですよね。山や湖の多い山梨県と、海側に位置する静岡県では、同じ富士山でもずいぶん違った景観を楽しめるものです。

 今回は、山梨県から見た富士山の絶景スポットを調査。やまなし観光推進機構に聞きました。

天下茶屋から見る富士山(表紙写真)

 河口湖近くにある郷土料理店「天下茶屋(てんかぢゃや)」。1938(昭和13)年には、太宰治が滞在して執筆活動をした茶屋です。そんな天下茶屋からは、富士山と河口湖の眺望を楽しめます。撮影は通年可能。朝から夕方まで撮影できるスポットです。県道708号線から自動車で気軽に訪れることができます。

撮影時期:通年
撮影場所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口周辺(国道137号線新御坂トンネルを河口湖側より、県道708号線を進む。旧御坂トンネル手前の天下茶屋より撮影)

新倉山浅間神社と富士山

【写真提供:デサント】

 富士吉田市に位置する「新倉山浅間神社」。日の入り直後には、市街地の夜景と忠霊塔、富士山の組み合わせが楽しめます。桜の咲く4月は、春らしい景観も楽しめます。撮影のコツは、よく晴れた雲の少ない日を狙うこと。撮影条件さえ整えば、簡単に絵になる写真を収められます。

撮影時期:通年
撮影場所:新倉山浅間神社(富士吉田市新倉3620下吉田駅北側)

青い「子抱き富士」

【写真提供:デサント】

 精進湖北岸から撮影した「子抱き富士」。「子抱き富士」とは、富士山の正面に大室山が位置し、富士山に抱かれているような構図になること。9月ごろの朝から昼間にかけては、真っ青な空と湖が撮影できます。

撮影時期:9月ごろ
撮影場所:精進湖北側(山梨県営精進湖駐車場付近)

花の都公園から見た赤富士

【写真提供:デサント】

 山中湖から撮影した「赤富士」。「赤富士」とは、早朝の朝焼けに染まった富士山のこと。古くは葛飾北斎を始め、さまざまな画家たちが真っ赤に染まった富士山を描いてきました。この撮影場所は、山中湖近くの花の都公園。公園内からは季節の花々と富士山のコントラストが撮影できます。

撮影時期:春ごろ
撮影場所:山中湖花の都公園(山梨県南都留郡山中湖村山中1650)

吊るし雲と逆さ富士

【写真提供:デサント】

「吊るし雲」とは、強い風が山を越えて吹くことで、雲が重なる現象のこと。台風の過ぎた後や、春や秋など季節の変わり目などに見られることが多い雲です。この写真では、吊るし雲と逆さ富士を撮影していますが、逆さ富士の撮影には、波風の立たない穏やかな晴れの日が条件。滅多に揃わない条件だけに、この二つを同時に撮影できたら、かなりの幸運です。

撮影時期:秋
撮影場所:本栖湖西側(国道300号線から県道709号線へ入って間もなく。山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉付近。お札の富士山の撮影地点)

 古くは「霊峰」として、神さまが宿っていると信じられてきた富士山。壮大な富士山の景観を見れば、昔の人々と同じように、厳かな気分に浸れそうです。今度の週末は、カメラ片手に、山梨県へ行ってみてはいかがですか?

協力:やまなし観光推進機構(http://www.yamanashi-kankou.jp/index.html)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント