メッセンジャーに聞く、自転車通勤者が知らないマナー
しかし、自転車での移動には危険があることを忘れてはいけません。だからこそ知っておきたいのが、自転車通勤におけるマナーとルール。そこで、現役メッセンジャーであるティーサーブ社の黄田昭彰さんに、ぜひとも守ってほしい自転車通勤のマナーとルールを伺いました!
1.車道に出るときは、後方の安全確認を
振り返って確認することで、ドライバーに「車道に出ます」という意思表示を行うことが大切。なお、車道に出る際、「車の流れと逆方向に飛び出るのは絶対にダメ。車道の逆走はタブーです!」とのことです。
2.前後方ともにライトの装着は必須
最近は、テールライトもオシャレで手軽なものが増えているようです。夜間のライト点灯は法律で義務付けられていますので注意を。
3.歩行者にベルを鳴らすのはタブー
ベルの使い方にとどまらず、歩行者優先という意識を持つことが大切。危ない場面では自転車から降りて、歩行者に譲りましょう。
4.車道の信号待ちでは、ドライバーへのアピールを忘れずに
自転車がドライバーの死角に入ってしまい、事故につながるケースが少なからずあるとのこと。信号待ちでは、このことを忘れずに!
5.エンジンのないスクーターのつもりで走行を
道路交通法では、自転車は「軽車両」と位置づけられています。道路標識や標示は必ず従いましょう。スピードの出た自転車でぶつかれば大きな事故につながります。だからこそ、強い危機意識を持って走行することが大切ですね。
サイクリストが増えた近年は、自転車マナーやルールの重要性がより増してきました。ここで挙げたポイントを心がけて、さわやかな自転車通勤を続けていきたいですね。
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