イチローと長友もやっている「ファンクショナルトレーニング」

STANDS!

【STANDS!】

今年度こそ、“疲れにくいカラダ”を手に入れる。

 新年度がスタートして約1週間。研修やお花見、歓迎会などのイベントが続いて年度末以上に忙しく、「あぁ、朝、起きるのしんどい」、そう感じている先輩社員の皆さまへ。

 そして、「社会人になったら太るって聞いてるから、カラダを動かさないと」と考えているルーキー社員にも、今年、覚えてほしい言葉が2つあります。それが、「ファンクショナルトレーニング」と「リカバリー」です。

 この記事では、この2つのキーワードを紐解き、そして後半では最新型のジムへ足を運び、その効果を体験してきました。

機能性(ファンクショナル)を高めると、疲れにくいカラダになる。

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 170cmと小柄ながらも、屈強な外国人相手にも当たり負けしないインテルの長友選手や、生ける伝説であるイチロー選手も、ファンクショナルトレーニングを実践しています。

 なかなか聞き慣れない言葉だと思いますが、ファンクショナルという言葉の意味の通り、関節や筋肉、心肺機能を正常に働かせ、機能的なカラダの実現を目指す、いつでも動けるカラダをつくるということです。

 体重を減らすことが目的ではありませんが、機能性が高まることで体の動きがスムーズになり、結果、運動や仕事をしても疲れない、日常の生活でもきびきび動けて、結果的に痩せやすい体作りをしていくことができるんです。

 以前、STANDS!で特集したスラックラインも、今、注目のファンクショナルトレーニングの一つです。他には、アメリカ海軍特殊部隊で誕生したワークアウトであるTRXサスペンション(下記画像)、自身の呼吸でカラダの内側からマッサージをするグラヴィティヨガなどがオススメです。

カラダをリカバリー(回復)させないと、疲れがとれない、熟睡できない。

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 意外かもしれませんが、「寝返りを打っている人の方が、よく眠れている」と言われています。反対に、寝返りを打てていない人ほど、朝の目覚めが悪いということです。

 寝返りをうち、良い目覚めを手にいれるためには、寝る前にカラダをほぐすことが重要とのこと。ここで2つ目のキーワード、「リカバリー」に注目します。日本語にすると、回復ですが、「何もしない方が回復するのでは?」と疑問を感じた方も多いと思います。

 しかし、座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事の場合、カラダの筋肉が凝り固まってしまい、結果、カラダのバランスも崩れがち。それをほぐしてあげなければ、寝返りも打てません。

 ストレッチはもちろん、苦しくない程度の有酸素運動やピラティス、ヨガなどがオススメ。最近は、ハンモックヨガというのもあるようです。

実際にファンクショナルトレーニングとリカバリーを体験してきました。

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 4月5日に東京・池袋にオープンしたばかりの、「ティップ.クロス TOKYO 池袋」のプレスプレビューに参加し、最新のトレーニングを体験してきました。ソチ五輪で渡部暁斗選手が銀メダルを獲得した際、号泣し、大きな感動を生んだ荻原次晴さんも登場しています。

【STANDS!】

 この広々としたスタジオで、TRXサスペンションが体感できます。複数設置されているので、待たずにできるのも嬉しい。

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 スラックラインをはじめ、器具をほとんど使わずに自分のカラダだけで鍛えるトレーニング。負荷は少ないものの効果性は想像以上で、少し動くだけでカラダが軽くなった気分に。
 ストレッチスペースには、なんと、iPadが設置されています。これを使えば、カラダの状態や目的に合わせた最適なストレッチをナビゲートしてもらえるので、一人でマイペースで出来ます。

 個人的にはダンスプログラムがオススメ。有名なアーティストの有名な曲を、3ヶ月でまるでバックダンサーのように踊れるようになるようです。

ジム通いをスタートさせたい方、疲れやすいカラダになっている方には、オススメです。

 新年度となった今、ジム通いを始めたいと考えている方にはオススメです。「ジムに通わなくてもいい」、という方も、ぜひ今回紹介したファンクショナルトレーニングとリカバリー、この2つを意識してカラダを鍛えはじめてはいかがでしょうか。

■ティップ.クロス TOKYO
“トレーニングだけ”のクラブでもなく、事務的に“通う”だけのクラブでもない。時代に前向きな都市生活者のための、“EMPOWERMENT GYM”がコンセプト。従来のフィットネスクラブではなく、新たなスポーツ・メソッドの情報発信拠点ともいえる、新しい形態のジム。 http://tip.x-tokyo.jp/
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著者プロフィール

「スポーツをプラスすれば、毎日はもっと楽しくなる」をコンセプトに、カラダを動かすことの楽しさや面白さを伝えるWEBマガジンです。STANDS!では、スポーツをはじめるにあたり、行動に移せていない潜在層に対して、「スポーツ×ビジネス」という独自の観点からのインタビュー記事や、健康に関するコンテンツ、注目イベントの紹介・レポートを配信することにより、「カラダを動かすきっかけ」を提供しています

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