チョコ好きのためのマラソン大会 「チョコラン2014 in 東京」が開催!

高樹ミナ

【高樹ミナ】

女性に人気「ランニング×チョコレート」

「給チョコ所」にはチョコ菓子から高級チョコまで30種類のチョコが勢ぞろい 【高樹ミナ】

 エイドステーションでチョコ菓子が食べられる! そんなチョコ好きにはたまらないランニングイベント「チョコラン2014 in 東京」が2月2日、お台場潮風公園で開催され、1500人以上のランナーが参加した。

 コースは2キロ、5キロ、10キロの3パターン。いずれも1周2.5キロの周回コースで、途中に設けられたエイドステーション「給チョコ所」には日ごろ慣れ親しんだチョコ菓子から、ゴディバやジャン=ポール・エヴァン、デメルといた高級チョコ、神戸の老舗・一番館や宮内省御用達のコロンバンまで30種類のチョコが勢ぞろい。ランナーたちは周回のたびにチョコを頬張り、また走り出すというユニークなレースを楽しんだ

チョコ好きにはたまらないランニングイベント「チョコラン2014 in 東京」がお台場で開催された 【高樹ミナ】

 甘い物を食べながら走るというのは、傍目にはどうもきつそうに見えるのだが、そのあたりのところを参加者に尋ねてみると、「実は口の中の水分が奪われます」と苦笑い。それでも大好きなランニングとチョコレートを友だちや家族、カップルで堪能できるまたとないチャンスとあって、チョコを口に運ぶ手は止まらない。

 同イベントを昨年に続き主催したスポーツワンの梅田さんによると、「参加者は7割近くが女性で20、30代が中心。ここ数年のランニングブームで一風変わったランニングイベントが求められるようになってきて、チョコランのようなイベントも人気が出ています」とのこと。東京のほかに大阪でも行われており、今後もチョコ菓子の種類とクオリティーを充実させ、多くの人たちの走るきっかけづくりをしていきたいと話してくれた。

家族連れからカップル、友達同士まで

秋田昌士さん、美紀さん、乃海さん(10歳)、歩昌くん(2歳) 【高樹ミナ】

■2.5キロコース参加
秋田昌士さん、美紀さん、乃海さん(10歳)、歩昌くん(2歳)

「僕は普段から月300キロペースで走っているんですが、今日は家族と一緒に走れて、すごく楽しかったです。妻はチョコが食べられるから付き合ってくれたようなもの(笑)。子どもたちも喜んでくれたので、こういうイベントにはまた家族で参加したいですね」

大滝将人さん、大和田裕介さん、西村拓人さん、杉山大岳さん 【高樹ミナ】

■10キロコース参加
大滝将人さん、大和田裕介さん、西村拓人さん、杉山大岳さん(大学生)

「僕たち全員スイーツ男子で、ちょっと変わったマラソン大会に出てみたいと思ってチョコランを選びました。大学の試験も終わって、やっと春休みになるので、勉強を頑張った自分たちにご褒美の意味でも思い切り楽しめました。目標はホノルルマラソン完走です!」

ランニング愛好家のカップル 【高樹ミナ】

■10キロコース参加
ランニング愛好家のカップル(会社員)

「僕は3日に1回、10キロほど走っていますが、彼女は月150キロペースで走っています。もっとたくさんチョコを食べられるかなと思ったんですけど、思ったよりも食べられないものですね。でも、彼女よりも僕のほうが食べました(笑)。普通のマラソン大会で走りに集中するのもいいけれど、こういう趣向を凝らしたイベントも楽しいですね」
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著者プロフィール

1970年5月14日生まれ、千葉県出身。杏林大学外国語学部英米語学科卒業後、フリーアナウンサーからスポーツライターに。トライアスロンの取材を機に、2000年のシドニー大会で五輪を初経験。以降、04年アテネ大会、08年北京大会、10年バンクーバー冬季大会を現地取材する。16年オリンピック・パラリンピック招致委員会のメンバーとして招致活動に携わった経験をもとに競技はもちろん、それ以外の側面からも五輪の意義と魅力を伝える

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