3月22日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対埼玉西武2回戦は、10対1で千葉ロッテが大勝。

　千葉ロッテは3回裏、2死2塁から山本大斗選手の適時二塁打で先制する。なおも満塁とし、アセベド選手、石垣雅海選手の連続適時二塁打でこの回一挙5得点。4回裏には、1死2、3塁の好機で山本選手に3ラン、5回裏は2死1、2塁から松石信八選手の2点適時二塁打が生まれ、10対0と大きく突き放した。

　先発・田中晴也投手は序盤こそピンチを招くも、3回以降は一人の走者も許さないピッチングを見せ、6回を2安打無四球5奪三振無失点と好投した。7回から登板した木村優人投手が2イニングを完璧に抑えると、最終9回表は国吉佑樹がマウンドへ。連打で無死2、3塁のピンチから、モンテル選手の内野ゴロで1点を失うも、以降は無失点に抑え、10対1で試合終了。

　山本選手が一発含む3安打4打点の活躍。石川慎吾選手、アセベド選手、石垣選手もそれぞれ2安打をマークし、計14安打を放っている。一方の敗れた埼玉西武は、先発・杉山遙希投手が4.0回83球11安打2四球3奪三振10失点と振るわず。打線も散発4安打1得点にとどまった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００００００１ １
ロ ００５３２０００Ｘ 10

西 ●杉山遙希-森脇亮介-水上由伸
ロ ○田中晴也-木村優人-国吉佑樹

文・杉森早翔