横浜FCサポートスタッフ3月活動レポート

横浜FC
チーム・協会

目次

横浜FCサポートスタッフとは
自己紹介
サポートスタッフ対談企画
横浜FCでのインターンを始めたきっかけ
横浜FCでのインターンで伸びた力や変化
他のインターンやバイトとの違い
今後スポーツとどう関わっていきたいか
インターンを検討している方へのメッセージ
クロージング

横浜FCサポートスタッフとは

スポーツチームやJリーグクラブの仕事って?一見華やかに思えるこの仕事ですが、実際は裏方に徹し、派手さなく力仕事が多いのも現実。Jリーグクラブの一番の商品はホームゲームとなり、そんなホームゲームを中心として、サッカークラブにおける最大限の価値を提供し続ける仕事をぜひその目で確かめ、皆さまのキャリア選択の参考にして欲しいと考え「横浜FCサポートスタッフ」として学生インターンシップの受け入れを行っています。

また、ニーズの多様化した現代社会において、「スポーツの価値」をどのように届けるか、スポーツに強い想いと熱意のある学生の皆さま、サッカーに限らず、「スポーツ」の仕事に興味がある学生の皆さまとともに、チャレンジ精神と成功体験を育むコミュニティを目指しています。

3ステップを通してJリーグクラブの仕事を体験いただく『短期インターンシップ』と、時間を掛けて、仕事とコミュニケーションの粒度を細かく学び、社会人としての経験値を育む『長期インターンシップ』のプログラムを提供しています。

自己紹介

MC(髙橋)
「皆さん、今日はありがとうございます。今回はオンライン座談会という形で、四年間を振り返って皆さんのインターンのリアルを色々聞いていきたいと思います。では早速、自己紹介からお願いします!」


自己紹介

MC(髙橋)
「はじめに古川さんからお願いします。」

古川愛都
「日本体育大学4年生の古川愛都(まなと)です。インターンを始めて約3年くらいになります。学生を続けながらサッカーコーチとして小中学生も教えながら、横浜FCのインターンシップにも参加しています。よろしくお願いします!」
MC(髙橋)「次に、青木さん、どうぞ。」

青木光太郎
「日本大学4年の青木光太郎です。僕もこのインターンに関わらせてもらって3シーズン目ぐらいですね。主にキッチンカー関連の業務を中心にやっています。お願いします!」

MC(髙橋)「続いて、川島さん、どうぞ。」

川島穂野香
「高崎経済大学4年の川島穂野香です。私がインターンに参加したのは大学4年生になってからなので、ここでは一番新参者かなと思います。どうぞよろしくお願いします!」

MC(髙橋)「最後に柳沼さん、お願いします。」

柳沼侑樹
「千葉から2時間かけて通っています、柳沼侑樹です。大体1年半くらいインターンしてきました。スポーツ業界に興味があり、ここで様々な経験を積ませてもらっています。よろしくお願いします。」

古川「よろしく!」
川島「みんな緊張してるね(笑)」
青木「確かにちょっと面接っぽいかもですね」
柳沼「固いかな(笑)」

古川愛都さん 【©YOKOHAMA FC】

青木光太郎さん 【©YOKOHAMA FC】

川島穂野香さん 【©YOKOHAMA FC】

柳沼侑樹さん 【©YOKOHAMA FC】

インターンを始めたきっかけ

MC(髙橋)「では最初のテーマは『インターンを始めたきっかけ』について。それぞれの始めた理由って意外と詳しく知らないと思うので教えてください。」

青木光太郎「サッカーが好きなことを形にしたかった&学生時代に頑張ったことを作りたかった」
青木「僕には大きく2つあって。1つは単純にサッカーが好きで、コーチは難しいけど何か大学生のうちに“サッカーと関われること”をしたいと思ったから。もう1つは、コロナ禍で1年生の時にほぼ何もできなかった分、『大学時代に頑張ったことが欲しい』と思って。たまたま横浜FCのインターンを見つけて参加しました。」

川島「コロナ禍は本当に何もできなかったよね」
古川「わかる、1年生の時期つぶれた感じあるもんね」
柳沼「そうそう」

柳沼侑樹「Jリーグのスタッフになりたかった&短期間のつもりが楽しくて続けた」
柳沼「自分は子どもの頃からJリーグクラブのスタッフになりたかったんです。大学もスポーツ系を専攻していて、インターンを探したときに最初にヒットしたのが横浜FCでした。当初は短期インターンでパッと終わる予定だったんですけど、やってみたら想像以上に楽しくて、“ここなら成長できるな”って感じて続けたのが今までの流れですね。」

古川「なるほどね。確かにJリーグのインターン、あんまりないもんね」
柳沼「そうそう、意外と少ない」
青木「だから見つけたらチャンスって感じだよね」

古川愛都「Jクラブスタッフに興味があった」
古川「僕もJクラブのスタッフになりたいっていう動機で、インターン募集を見つけてすぐ飛び込みました。実際に運営に参加してみると、スタッフの仕事の奥深さを肌で感じられたのでよかったです。」

川島穂野香「群馬から都会へ飛び出したかった&紹介を受けて」
川島「私もみんなと同じく“Jリーグクラブのスタッフになりたい”という気持ちが強くて、ずっとサッカーを観て育ちました。もともと別のチームのインターンをしていたんですが、スタッフさんに横浜FCを紹介してもらい、群馬の田舎から飛び出してきました(笑)。都会のほうが同じ志を持つ学生がたくさんいそうだなと思って。実際、横浜FCで仲間が増えて楽しいです。」

青木「都会だといろんな出会いあるよね!」
川島「そうそう!」

インターンで伸びた力や変化

MC(髙橋)「次に聞きたいのは、『このインターンで身についた力』や『自分自身の変化』です。長い人は3~4年、短い人は半年~1年と、皆さん期間は違いますが、この期間で身についたことや変化があったことを順に教えてください。じゃあ青木さんから。」

青木光太郎「自発的に動く力」
青木「最初は言われたことをやるだけだったんです。ところが、周りを見ていると、みんな自分から提案したりリーダー役をやっていたりして“ただこなすだけじゃつまらない”と気づきました。それでちょっと頑張ってリーダーシップをとるとか、“ここをこうした方がいいかも”って声を上げるようにしたら、試合当日の配置を決めるとか、飲み会担当(!)とか、いろいろ任せてもらうようになりました。結果的に“自分から動く力”がめちゃくちゃ伸びたかなと思ってます。」

川島「試合の日のリーダーとか絶対プレッシャーやばいでしょ!」
青木「いや緊張したよ、でも成長しましたね」

古川愛都「気づく力・感じる力」
古川「僕は“感じる力”が成長したなと。試合運営の中で小さな変化にいかに早く気づいて、どうアクションを起こすか。そういう視野の広さとか判断の速さって、いろんな仕事に通じると思うんです。実際、ちょっとした問題をいち早くキャッチして動けるようになったのは大きいですね。」

青木「気づける人って本当に大事だよね」
柳沼「わかる」

川島穂野香「組織を動かす力」
川島「私は横浜FCのインターンが、学生が学生をしっかりマネジメントする仕組みを持ってるのが印象的で、そこで組織を動かす力を学べたと思います。あと1年だけの参加だったけど、先輩たちが積極的に声をかけてくれて、リーダーとかサブリーダーを経験しながら、コミュニケーション能力とか責任感が育ったなと。」

柳沼侑樹「細かい調整力」
柳沼「僕は“調整力”ですね。企画やイベントの進め方、伝え方ってめちゃくちゃ重要で、ちょっと言葉を間違えるだけでズレたりする。特に社員の方や先輩と何度も打ち合わせをする中で、『ここもう少し詰めないと』とか『これは誰が担当する?』とか、細かいところまでちゃんと決めるクセがつきました。これはかなり大きな変化かなと思ってます。」

古川「柳沼くんとはよく“どっちの考えが妥当か”を話し合っていた印象あるよね(笑)」
柳沼「めっちゃ言い合ったね。あれはいい経験だった」
川島「本気でぶつかるの大事だよね」

他のインターンやバイトとの違い

MC(髙橋)「皆さん、ほかのインターンやバイトをやっている人もいると思います。その中で“横浜FCインターンならでは”の魅力や違いは何だと思いますか?」

古川愛都「スタッフとの距離の近さ&学生コミュニティの強さ」
古川「まずクラブ社員さんとの距離が近いです。提案したら受け止めてくれることが多いし、意見交換がしやすいですね。あとは、学生同士のコミュニティが独特。部活やサークルでも仲間はできるけど、ここは“同じ夢を持ってる”人たちが多くて意識が高い。だからこそ面白いし、長く続けたいと思えるんですよね。」

柳沼侑樹「やれる幅が広く、能動的に動ける」
柳沼「他のバイトだと、やることが決まってて“これやってください”だけだけど、ここは“自分でこうやりたい”って言ったら『いいよ、やってみよう』ってなる。実際にnotion(オンラインの管理ツール)使って新しい提案を形にするインターン生もいるし、とにかく自由度が高いところが大きいですね。」

川島「みんな自分次第でどんどんチャンスを作ってるもんね」
柳沼「そうそう、結構珍しいと思う」

川島穂野香「学生同士の距離がめちゃくちゃ近い」
川島「インターン生が100人超えるからこそ、いろんな学年・大学の学生がいるじゃないですか。仕事が終わった後にご飯行くとか、同期で飲み会に行けるとか。だから仕事面だけじゃなくて、プライベートでも繋がりが生まれるのがバイトとか他のインターンと違うなと思います。」

青木光太郎「Jリーグの現場でスポーツビジネスを体感できる」
青木「やっぱりJリーグクラブの現場で、パートナー企業の皆さまや地域との連携、興行的な側面とかがリアルに見えるのは魅力だと思います。他のバイトではなかなか味わえないし、貴重な経験ですよね。」

今後スポーツとどう関わっていきたいか

MC(髙橋)「4年生ということで、卒業後の進路が様々あると思います。スポーツ業界に行く人、別の業界に行くけど将来戻るかもという人、それぞれの今後の展望を教えてください。」

川島穂野香「ニッパツ横浜FCシーガルズで活動」
川島「私は卒業後もスポーツ業界に関わることになりまして、ニッパツ横浜FCシーガルズでお世話になる予定です。1年間のインターンだけど、みんなに教わったことを活かして、女子サッカーを盛り上げるお手伝いがしたいですね。」

柳沼「おー!おめでとう!」
青木「シーガルズかあ、活躍期待してる!」
川島「頑張ります!」

青木光太郎「いったん別業界へ、いずれスポーツに戻る可能性も」
青木「僕はスポーツ業界じゃない会社に就職します。インターンを通じて、チームが一企業として動いていることを知り、“営業力”とか“スポンサー獲得”って大事だなと痛感したんです。だからまずは別の分野でビジネススキルを磨いてから、将来的に“戻る”という選択肢もありかなと。もちろんスポーツ観戦はずっと好きなので、ファンとしても関わっていきますよ。」

古川愛都「広いスポーツ業界を経験した上で、最終的にはサッカー界に戻りたい」
古川「僕はスポーツ業界の企業に就職しますが、サッカー以外の競技も含めて視野を広げたい。そのうえで最終的にはまたJリーグの世界に戻ってこれたらいいな、と思います。あと、コーチをしているチームの教え子が将来プロになって、一緒に仕事をできるようになったら最高ですよね。そういう夢も持ってます。」

柳沼侑樹「固執せず自分が納得するかたちでスポーツに関わりたい」
柳沼「自分は最初、“スポーツクラブのスタッフになる”って一点張りだったけど、就活をしている中で色々見ているうちに“スポーツ業界に固執しなくてもいいかも”と思うようになりました。でも最終的に『このクラブで働きたい!』って思えるならチャレンジしたいし、何らかの形でスポーツとは関わっていくつもりです。今いくつか迷っている就職先があるけど、どちらにしてもスポーツと繋がりは持てるかな、と。」

インターンを検討している方へのメッセージ

MC(髙橋)「それでは最後に、これから横浜FCのインターンを始めようか悩んでいる人たち、学生たちに向けてメッセージをお願いします。始める前にネックになったことがあればぜひ。柳沼さんからいきましょう。」

柳沼侑樹「とりあえず1日参加してみよう!」
柳沼「僕、最初は“自分なんかが行っても大丈夫かな”って緊張していたんですけど、雰囲気が温かいです。やってみないとわからないことが多いので、1日でも参加してみれば『ここ楽しいかも』とか『自分には合わないかも』がはっきりすると思います。なので気軽に飛び込んでみてください!」

古川「確かに最初ビビるよね(笑)」
川島「うんうん、でもみんな優しいから」
青木「誰でも大歓迎!」

青木光太郎「サッカー知らなくても問題なし!」
青木「“サッカー好きじゃないとダメ?”って思う人がいるかもしれないけれど、実際野球が好きとかスポーツ未経験って人もいるんです。だから『サッカー苦手だけどいいのかな…』って悩む必要は全然なくて、共通の話題を持つ仲間がたくさんいるからこそ、まずは気軽に来てみてほしいです。」

川島穂野香「飛び込んだだけリターンがある場所」
川島「私、4年生からだったので“もっと早く来とけばよかった!”って今でも思います。それくらい自分で動けば動いただけリターンが大きいんですよね。学生同士で助け合う仕組みもあるので、怖がらずに飛び込んだらいいと思います。何より仲間ができるので、それが一番の財産になるんじゃないかなと。」

古川愛都「インターン初心者にもおすすめ」
古川「僕はサッカーコーチをやりながらの参加でしたが、スタッフさんも仲間も理解してくれて、うまく両立できました。日程調整もしやすいです。あと、インターンをやったことない人は特に、“最初の一歩”として横浜FCは最適かなと。学生同士で支え合うコミュニティもあるし、いろんな大学の人と関われる。同じスポーツ好きってだけで一気に仲良くなれるし、4年間振り返ってもここで得られたつながりは本当に大きいです。」

クロージング

MC(髙橋)「皆さん、今日はありがとうございました! インターンをスタートした経緯や、そこでの成長、さらに就職先や今後の夢まで、とても濃いお話でした。これから横浜FCのインターンを検討している学生にとって、めちゃくちゃ参考になると思います。“まずは1日来てみて”という言葉は響きそうですね。」

MC(髙橋)
「では本日のオンライン座談会はこのへんで。皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!」
(全員「ありがとうございました!」)


【あとがき】
今回の対談では、「クラブスタッフとの距離感の近さ」「やれることの幅の広さ」「学生同士の強いコミュニティ」といった横浜FCインターンならではの魅力がたくさん語られました。サッカー好きでなくても大丈夫。自分から動けば動くほど成長できる環境が、ここにはあります。

「初めてのインターンはハードルが高そう」と思っている方にもおすすめ。まずは短期インターンシップで雰囲気を感じてみるのもアリです。ぜひ一歩踏み出して、この魅力的なコミュニティの一員になってみてはいかがでしょうか。

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著者プロフィール

1998年12月25日に創設。日本の神奈川県横浜市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグに加盟するプロサッカークラブ。 こちらのサイトではチームや試合、イベントなど様々な情報をお届けいたします

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