3月6日、パ・リーグ主催のオープン戦が2試合行われる。

　ZOZOマリンスタジアムでは、13時から千葉ロッテ対広島のオープン戦が行われる。

　今季初となる本拠地での試合に臨む千葉ロッテ。注目は愛斗選手だ。前試合（4日・横浜DeNA戦）では「7番・右翼手」で先発出場を果たすと、2回裏にライト前の鋭い打球に対してスライディングしながらの好捕を見せるなど、守備力の高さを見せた。

　また、4回表の第2打席では同点の2ラン本塁打を放ち、4年ぶりに「0」本塁打に終わった
昨季からの巻き返しぶりをアピール。今季はドラフト1位ルーキー・西川史礁選手に加え、昨季イースタン・リーグにて本塁打と打点の2冠に輝いた山本大斗選手など、昨季よりも熾烈な外野手争いが予想される中、打撃でもその存在感を示していきたい。

　エスコンフィールドでは、18時から北海道日本ハム対埼玉西武のオープン戦が行われる。

　前試合に3対2で勝利した北海道日本ハム。2点を追う4回裏に3番・レイエス選手、4番・野村佑希選手が連打で好機をつくり、5番・マルティネス選手の3ランで逆転と、理想的な攻撃で試合をひっくり返した。今試合も主軸の打棒から目が離せない。なお、レイエス選手は8回裏に死球を受けて交代。6日に検査する予定だ。

　対する埼玉西武も、4番・セデーニョ選手の犠飛、3番・ネビン選手の適時打で2得点を挙げた。中でもネビン選手は第1打席は右安打、第2打席は左前適時打と広角に打ち分けてアピール。今季からNPBに活躍の場を移した新外国人に注目だ。