浅野拓磨がアラベス戦でRCDマジョルカ加入後公式戦初ゴール!【RCDマジョルカ】

マジョルカ
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【©︎RCDMallorca】

浅野のゴールはマジョルカのプリメーラでのホーム通算500得点目に。

RCDマジョルカは3月3日にデポルティーボ・アラベスと対戦した。リーグも終盤戦に近づいていく中、マジョルカはヨーロッパへの切符をつかめる位置に上り詰めたい。一方、アラベスは降格圏争いを余儀なくされている。ホーム、エスタディ・デ・ソン・モイシュで行われたこの試合は、3月1日がバレアレス諸島の日だったことから試合前にセレモニーが行われ、マジョルカも記念ユニフォームを着用して臨んだ一戦となった。

マジョルカのアラサテ監督は、怪我で戦線離脱のモヒカに変えてトニ・ラトを投入。浅野拓磨も得点は未だ生まれないものの、好プレーの連続で3試合連続先発起用となった。

前半9分、早速RCDマジョルカサポーター、そして日本のサッカーファンが待ち望んでいた展開が訪れる。パブロ・マフェオのロングスローをダニ・ロドリゲスが当てて落とし、浅野の強烈なダイレクトボレーがゴール右上を突き刺した。浅野にとっては待望のマジョルカ加入後初ゴールに。お馴染みのジャガーポーズでゴールセレブレーションを行い、最後にはスタジアムの全スタンドに向かってお辞儀をした。

その後も攻撃の手を緩めないマジョルカは20分、ムリキが左足を振り抜き強烈なシュートを放つ。しかし惜しくもゴールにはならなかった。

26分、再びムリキにチャンスが巡ってきた。今度こそ決め切りたかったムリキだが、こちらも惜しくもゴールの枠から外れてしまう。

前半にもう一点取っておきたかったマジョルカだが、一点のリードのまま後半戦を迎えた。

後半、アラベスが猛攻を仕掛ける。グレイフが何度も好セーブを魅せ、浅野のリードを守る場面が多く見られた。

前半に得点を決めきれなかったムリキは後半も打ち続けた。しかし、アラベスのゴールキーパー、アントニオ・シベラもグレイフ同様、好セーブを連発。マジョルカはなかなか2点目を決められずにいた。

68分、試合が動く。アラベスのキケ・ガルシアがゴール右下にシュートを放ち、同点弾を決める。

リードを再び奪い返すために、ムリキ、ダルデル、そして途中投入のアブドンも仕掛け続けるが、最後まで互いに譲らず、同点で試合終了に。

浅野のゴールはマジョルカのプリメーラでのホーム通算500得点目を記録し、クラブ史に残るスーパーゴールとなった。

浅野拓磨の試合後インタビュー

「今日、ゴールを決めることができてすごく嬉しく思います。マジョルカに来て長い間、ゴールという形でチームを助けることができなかったので、今日はその一歩が踏み出せた事をすごく嬉しく思います。ただ今日、勝利することができなかったので次の試合は3ポイントにつながるゴールを決められるように頑張りたいなと思います。」

次節はアスレティック・クラブと3月10日(月)にアウェーで対戦する。現在8位のマジョルカはヨーロッパへの切符を掴むまであと勝ち点2のところにいる。現在4位のアスレティック・クラブだが、着実に勝ち点を積み上げていきたいところだ。

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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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