浅野拓磨がアラベス戦でRCDマジョルカ加入後公式戦初ゴール!【RCDマジョルカ】
浅野のゴールはマジョルカのプリメーラでのホーム通算500得点目に。
マジョルカのアラサテ監督は、怪我で戦線離脱のモヒカに変えてトニ・ラトを投入。浅野拓磨も得点は未だ生まれないものの、好プレーの連続で3試合連続先発起用となった。
前半9分、早速RCDマジョルカサポーター、そして日本のサッカーファンが待ち望んでいた展開が訪れる。パブロ・マフェオのロングスローをダニ・ロドリゲスが当てて落とし、浅野の強烈なダイレクトボレーがゴール右上を突き刺した。浅野にとっては待望のマジョルカ加入後初ゴールに。お馴染みのジャガーポーズでゴールセレブレーションを行い、最後にはスタジアムの全スタンドに向かってお辞儀をした。
その後も攻撃の手を緩めないマジョルカは20分、ムリキが左足を振り抜き強烈なシュートを放つ。しかし惜しくもゴールにはならなかった。
26分、再びムリキにチャンスが巡ってきた。今度こそ決め切りたかったムリキだが、こちらも惜しくもゴールの枠から外れてしまう。
前半にもう一点取っておきたかったマジョルカだが、一点のリードのまま後半戦を迎えた。
後半、アラベスが猛攻を仕掛ける。グレイフが何度も好セーブを魅せ、浅野のリードを守る場面が多く見られた。
前半に得点を決めきれなかったムリキは後半も打ち続けた。しかし、アラベスのゴールキーパー、アントニオ・シベラもグレイフ同様、好セーブを連発。マジョルカはなかなか2点目を決められずにいた。
68分、試合が動く。アラベスのキケ・ガルシアがゴール右下にシュートを放ち、同点弾を決める。
リードを再び奪い返すために、ムリキ、ダルデル、そして途中投入のアブドンも仕掛け続けるが、最後まで互いに譲らず、同点で試合終了に。
浅野のゴールはマジョルカのプリメーラでのホーム通算500得点目を記録し、クラブ史に残るスーパーゴールとなった。
浅野拓磨の試合後インタビュー
「今日、ゴールを決めることができてすごく嬉しく思います。マジョルカに来て長い間、ゴールという形でチームを助けることができなかったので、今日はその一歩が踏み出せた事をすごく嬉しく思います。ただ今日、勝利することができなかったので次の試合は3ポイントにつながるゴールを決められるように頑張りたいなと思います。」
次節はアスレティック・クラブと3月10日(月)にアウェーで対戦する。現在8位のマジョルカはヨーロッパへの切符を掴むまであと勝ち点2のところにいる。現在4位のアスレティック・クラブだが、着実に勝ち点を積み上げていきたいところだ。
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