早大ラクロス部女子 学生日本一祝賀会・尾崎部長感謝の会
――尾崎部長とラクロスのご関係を教えてください
(ラクロス部の)創部は公式記録では1987年になっているかと思いますが、活動は1988年からなんです。その当時、私のゼミに入っていた三日市隆さんから、ラクロスの同好会を作ったから顧問になってくれという話がありました。当時はラクロスというのは私はよく知らなかったのですが、訳がわからないまま、いいよという感じで、それが今まで続いています。軽い気持ちでした。
――2024年度の『柏原組』の活躍をご覧になっていかがですか
春のシーズンはなかなか成績が上がらず、早慶戦も残念ながら勝てなかったので、正直今年はどうなるかといった気持ちではありました。しかし、リーグ戦を通じて一戦一戦強くなっていくなと見ていました。もちろんその中でも勝ったり負けたりはありましたが。色々とあったかもしれませんが、関東のFINALで、リーグ戦では敗れた明治に勝てたということがあって、そういった意味で成長するチームであったというのを実感しています。
――ご自身の部長としての最終年度に女子部史上最高の成果を残されましたがそちらについてはいかがですか
日本一というのは、男子の方では経験があったのですが、女子の方がなかなか追いつかなかったところがありました。今年が(自身)最後の年で、女子の方々も今年は私に花を持たせていただけるという意気込みもあり、かつ、やはりなかなかFINALまで行けなかった、FINAL4もなかなか行けないというところで、今回は最後まで行けたというところは大変嬉しいですし、創部以来初ということが連続したわけで。これは学生さんの努力の賜物であるということと、今年だけ頑張ったのではなくて、これまでの蓄積が今年花開いたのではないかと思っています。
――今後の早稲田大学ラクロス部に期待することを教えてください
創部以来初めて学生日本一を達成した訳ですが、社会人との試合では大敗を喫しており、社会人とは相当距離があるかもしれません。しかし、あの場に立てたということはいい経験になって、それはきっと次の後輩たちに伝達されていくのではないかと考えております。そして、本当の日本一になる第一歩を今年は踏み出したので、そういった意味では来年以降も頑張ってほしいと思います。また、男子部も頑張っていただいて、理想形はアベック優勝ですか。これが私の在職中にはなりませんでしたが、これからもずっと見ていきたいと思っております。ラクロス部というのはなかなか、高校でも徐々に広がってきておりますが、早稲田の場合はどうしてもカレッジスポーツ的な要素があります。大学に来て初めてやるということで、様々な学部の人たちもいますし、バックグラウンドもいろんな競技をやってきた人たちもいらっしゃいます。そういった人たちが早稲田でラクロスと出会って日本一になったというのは大変素晴らしいことだと思いますし、女子ラクロス部に期待することというのは、まずは連覇ですよね。これは期待したいと思っております。新チームになって、いろんな思いを持っているとは思いますが、今年は今年として素直に喜んで、これを次年度以降に続けていただきたいと思っております。また、ラクロスはロサンゼルスオリンピックで競技種目になったということもございますし、現在日本のラクロスを支えている選手に早稲田の卒業生もたくさんいます。こういった形でぜひ卒業後も活躍していただきたいと願っております。
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