和歌山県ゴールデンキッズを大阪体育大学がスポーツ科学で支援 世界めざす県認定の60人 データ測定、スポーツ栄養学指導など実施
大阪体育大学は、関西圏のトップ・ジュニアアスリートや、学校部活動などを対象にしたスポーツ医・科学サポートを実施する「関西スポーツ医・科学サポートコンソーシアム」の6拠点機関の一つだ。ゴールデンキッズにも長年関わり、キャンパスでのトレーニングプログラム実施は昨年に続き6回目となる。スポーツ局の梅林薫局長は「コンソーシアム6拠点の中で、本学の強みは子どもたちを指導する学生の存在だ。うちの強みを活かして社会に貢献していきたい」と話す。
大阪体育大学浪商高校体育館では、スポーツ科学センターの佐藤大典・測定評価ディレクターが指導し、体力測定が行われた。同センターは学生アスリートを最先端のスポーツ科学でサポートする組織で、測定評価、AT、S&C、心理、栄養の5部門が連携する。子どもたちは20m走、方向転換能力を評価するプロアジリティ、ともにジャンプの動作で下肢のパワーを測るカウンタームーブメントジャンプ(CMJ)、リバウンドジャンプ(RJ)の4項目について測定。夕方には個人の数値、順位、評価などが詳細に記された結果表が1人1人に手渡され、佐藤ディレクターがデータの意味などを解説した。
また、村上知子・栄養ディレクターは今年度だけで10回ほどプログラムに参加し、子どもたちに栄養の知見を伝えている。この日も夕食を終えた子どもたちにアドバイスを行った。
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