アルバレスの決勝弾で接戦を制し、2位に浮上 | アトレティコ・デ・マドリー
1-0でアトレティック・クルブを撃破
シメオネ監督は、欧州の舞台を見据えたメンバーを選択。2列目には若手を起用し、中盤にはバリオス、サイドにはジュリアーノとS・リーノを配置した。そして、前節バレンシア戦で2ゴールを挙げたアルバレスはベンチスタートとなり、代わってセルロートが最前線で先発に入った。
試合の序盤はアウェイのアトレティック・クルブが攻勢を強める展開。15分、イニャキ・ウィリアムズがポケットへ侵入し、ヒールパスでウナイ・ゴメスにボールを託す。彼は中央へクロスを上げ、イニゴ・ルイスがボレーで合わせるも、アトレティの堅守が立ちはだかり得点を許さなかった。
アトレティコにも決定機が訪れる。40分、グリーズマンからハビ・ガランへ展開すると、彼は左サイドからボックス内のファーサイドへクロス。最後は、セルロートが長身を活かしたヘディングシュートを放つが、相手DFがライン際でクリアし、先制点とはならなかった。
試合が動いたのは65分。デ・パウルがセンターライン付近から右サイドのジョレンテへ展開。ジョレンテは鋭いグラウンダーパスを前線に供給すると、ディフェンスラインを抜け出したアルバレスにロングパスが通る。アルバレスはキーパーとの1対1を冷静に制し、右コーナーへシュートを流し込んだ。
その後、アトレティコ・デ・マドリーはアトレティック・クルブの反撃を封じ、最終的に1-0で勝利。同日ベティスに敗れたレアル・マドリードを抜き去り、ラ・リーガ2位に浮上した。次戦はいよいよ、欧州の舞台で宿敵レアル・マドリードとのマドリード・ダービーが待っている。
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