ボートレース若松（ナイター）のヴィーナスシリーズ第22戦（2月26日～3月3日開催）が26日に開幕する。今節は浜名湖スピードクイーンメモリアル出場組が不在だが、それでも守屋美穂（岡山出身・岡山支部）と渡邉優美（福岡出身・福岡支部）のA1勢2人をはじめ、堀之内紀代子（岡山出身・岡山支部）、藤崎小百合（鹿児島出身・福岡支部）、松本晶恵（群馬出身・群馬支部）、米丸乃絵（熊本出身・福岡支部）など好メンバーが集結。パイナップルナイターで熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。

＜若松 初日 12R ドリーム戦＞
1枠 渡邉　　優美（福岡･福岡）1コース1着62%
2枠 守屋　　美穂（岡山･岡山）2コース1着25%
3枠 落合　　直子（大阪･大阪）3コース1着27%
4枠 松本　　晶恵（群馬･群馬）4コース1着0%
5枠 藤堂　　里香（福井･福井）5コース1着0%
6枠 堀之内紀代子（岡山･岡山）6コース1着0%
※()内は出身･支部の順
※コース別1着率は今期（昨年11月～）

　1号艇には地元の渡邉優美(32歳)【写真上】が座る。今期1コースは13走して8勝5敗の1着率62％。5敗の内訳はセンターまくりが3回、2コース差しが2回と傾向ははっきりしている。このドリーム戦では他艇の攻撃を封じて逃げ切りたいところだ。

　渡邉は若松通算4優出0V。芦屋（5優出2V）と福岡（11優出1V）では優勝を経験しているだけに、若松でも地元Vを飾りたいところだろう。まずはドリーム戦を勝ち切って流れに乗りたい。

　2号艇は守屋美穂(36歳)【冒頭の写真】だ。守屋は近況女子レースでは実に19節連続（2024年1月～2025年2月）でドリーム戦1号艇だったが、今節は"定位置"を地元の渡邉に譲る格好になった。

　守屋は今期2コースで12走して2･1･2･2･1･1･2･2･2･2･3･2着。2連対率82％、3連対率100％という驚異的な安定感だ。ただ1着は3本にとどまっており1着率は25％。近況3期連続で2コース1着率40％台を記録している守屋にとっては、今期は勝ち切れないレースが続いているといえるだろう。女子屈指の2コース巧者が今節はその力を見せるのか。

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