試合後には浅野拓磨コールも!ムリキの2発で2025年初白星を掴む!【RCDマジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【©︎RCDMallorca】

前半に3点で勢いのある攻撃を見せたマジョルカ

2月17日月曜日にRCDマジョルカは、ホームのエスタディ・デ・ソン・モイシュでUDラス・パルマスと対戦した。2025年に入ってからまだ勝ち点が1しか取れていないマジョルカなんとしてでも点を取りたい一戦となった。また、浅野拓磨は久しぶりに先発出場を果たした。

を3-1で下し、2024年初勝利を飾った。ヴェダト・ムリキの2ゴールとダニ・ロドリゲスの得点により、待望の白星を手にした。


試合開始早々、ラス・パルマスは猛攻を仕掛ける。前半1分、ラス・パルマスのハビ・ムニョスがエリア内でシュートを放つも、ドミニク・グレイフがスーパーセーブを見せ、阻んだ。

このプレーで試合の主導権を握ったと思ったラス・パルマスだったが、彼らにとってこれが前半唯一の決定機となった。

攻撃を阻んだマジョルカはキーパーから試合を組み立てていき、徐々に自分たちのペースを掴み、試合の主導権を完全に握る展開が続いた。

前半7分、試合の流れを勢いづけたのは、ダニ・ロドリゲスとムリキのコンビネーションだった。ダニの正確なクロスにムリキが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

マジョルカの海賊の愛称を持つムリキはこれだけでは終わらなかった。前半28分、モヒカのクロスボールに対してムリキが左足を振り抜き、相手ゴールキーパーの手を弾き、追加点が生まれた。

さらにその7分後、相手のクリアミスを拾ったダニが冷静にシュートを決め、3点目を奪取。長らく勝利から遠ざかっていたマジョルカにとって、久しぶりに歓喜に沸く瞬間となった。

3点リード、そしてクリーンシートでハーフタイムを迎えたマジョルカは攻撃の手を緩めることはなかった。

後半、ラス・パルマスのディエゴ・マルティネス監督は巻き返しを図るべく選手交代を行なった。

後半49分、ムリキのアシストから浅野がシュートを試みるも、大きく右に外れてしまう。

55分、ムリキもハットトリックのチャンスを迎える。しかしシュートはポストに直撃。試合を完全に支配するマジョルカだったが、次にチャンスを掴んだのはラス・パルマスだった。

61分にラス・パルマスが一矢報いる形に。ヴィティのアシストを受けたバイチェティッチが強烈なシュートを決め、1点を返される。

勢いをつけたラス・パルマスはさらにゴールを狙い猛攻を仕掛けたが、マジョルカの守備陣が粘り強く対応。対するマジョルカもカウンターから追加点を狙ったが、試合は3-1のまま終了した。

勝利まで随分遠回りをしてしまったマジョルカだったが、ついに待望の勝利を手にした。浅野拓磨もチャンスに多く関わり、守備への献身性を見せたことから試合後に、マジョルカサポーターによる「浅野拓磨」コールが生まれた。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント