【BOATRACE】戸田・関東地区選V争い 土屋智則と関浩哉の群馬勢が主導権握る!

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 ボートレース戸田は13日が強風による荒天で中止順延となったため「G1第70回関東地区選手権」(優勝賞金630万円)の5日目は14日に日延べして行われた。この5日目の10~12Rで準優勝戦が争われた。

 準優10Rはいきなり波乱の展開。2コースの佐藤隆太郎(東京出身・東京支部30歳)【写真下】がまくり一撃で、1コースの佐藤翼を撃破。2着も2周1マーク全速で6号艇の島田賢人が佐藤翼を引き波に沈めて入着。3着は前競りを突いた秋元哲。3連単2-6-3は5万8530円、85番人気での決着となった。

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 勝った佐藤隆太郎はスリットの足を中心に舟足もトップ級の仕上がり。4回目のG1ファイナルへ向けては「(優勝戦は)普段どおりではいくけど、タイトルはどうしても欲しいので優勝だけをめざして」と意気込みを語っていた。

 準優11Rも1号艇が敗れるレースとなった。1枠1コース戦の北山康介を2号艇の関浩哉(群馬出身・群馬支部30歳)【写真下】が、ターン際をなめるような鮮やかな差し技で捕らえて勝利。北山は惜しくも2着となった。

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 関は「1マークは北山さんが少し外していたので…」とは話したものの、「モーターはいいと思うし、かかりとか乗り味が良くて押してくれているのが気に入っています。十分満足な足です」。優勝戦へ向けては「最後優勝するのは難しいことだとは分かっているけれど、関東の名だたる先輩たちに食らいついていきたい」と謙虚に語っていた。

 準優最後の12Rは本命サイドでの決着。得点率トップの1枠土屋智則(群馬出身・群馬支部40歳)【冒頭の写真】が、握って攻めてきた4コースの桐生順平を抑えて逃げ切り勝ち。桐生は惜しくも2着となった。智則の姉の土屋千明は、追い込んでの3着だった。勝った土屋智則は「こんなにモーターが仕上がっていることはないんで、優勝戦は絶対逃げたいと思います」と公開インタビューに詰めかけた大勢のファンの前で、力強く優勝宣言をした。

<戸田 最終日 12R 優勝戦>
1枠 土屋 智則 (群馬・群馬)
2枠 佐藤隆太郎 (東京・東京)
3枠 関  浩哉 (群馬・群馬)
4枠 北山 康介 (神奈川・東京)
5枠 桐生 順平 (福島・埼玉)
6枠 島田 賢人 (埼玉・埼玉)
※()内は出身・支部の順

 ファイナルの6人は群馬、埼玉、東京の各支部で2人ずつの組み合わせとなった。ほぼ完璧なレース足を誇る1枠土屋智則がV最短の位置ではあるが、SGクラスの攻撃力を持つ同支部の関浩哉がセンターに入ったことで脅威度が跳ね上がった印象だ。群馬勢の主導権争いの隙を、桐生順平、佐藤隆太郎ら埼玉と東京の両支部勢が狙っていくレース。

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