ハンド世界選手権代表の荒瀬が大阪体育大学で出場報告 「海外選手の凄みを吸収し、ロス五輪めざす」
世界選手権は1月14日から2月2日までクロアチア、デンマーク、ノルウェーで開催され、日本は予選ラウンド、プレジデントカップなど7試合を戦い、2勝5敗で28位だった。
2022年アジアジュニア選手権でベスト7に選ばれたが、フル代表は初めてだ。世界選手権としては大阪体育大学の現役学生で初めて代表に選出された。
世界選手権では、全試合でベンチ入りして出場し、プレジデントカップのキューバ戦で11本のシュートを放って7得点を挙げ、勝利(32ー23)に貢献。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選ばれた。
その「壁」について、荒瀬選手は「まず体格が違う」としたが、それ以上に痛感したのは「大きいだけではなく、技術、判断力のすごさ」だという。
優勝したデンマークなど世界選手権の4強を独占した欧州勢の強さの要因について、神﨑副学長から尋ねられると、荒瀬選手は国民の意識を挙げ、「ヨーロッパでは体育館は常に満員で、幼い子どもからお年寄りまで国民全員でハンドボールを応援しています。日本の野球人気に近いと思います」と話した。
卒業後もプレーを続け、3年後のロサンゼルス五輪出場をめざす。「海外の選手の凄みを目の前で見ることができた。吸収できる点はすべて吸収して新しいスキルを見つけていきたい」と抱負を語った。
【広報室】
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