球春2025 ~スターゼンカップ春季全国大会 出場チーム紹介
このシリーズでは大会の開幕に先立ち、全国の予選を勝ち抜いた話題のチームを紹介する。
第1回は、群馬県支部予選を逆転勝ちで勝利、11年ぶりの出場を決めた前橋桜ボーイズ。
11年ぶりの悲願達成!前橋桜ボーイズが春の全国に帰ってくる
前橋桜ボーイズは初回、主将で1番・瑞慶山桜大(ずけやまこうだい)の中前打を足がかりに先制点を挙げる。
前橋桜は3回に1点、4回に2点と舘林ボーイズに逆転を許すも、6回、同点に追いつき、無死満塁から瑞慶山が走者一掃の左中間二塁打を放ち勝負を決定づけ、11年ぶりの春季全国出場を決めた。
設立当初から、「すべては声から!」というチームのスローガンのもと、挨拶や返事など人としての基本動作の大切さを説き活動を開始した。
闘将・瀧澤敦史監督(たきざわあつし 57歳)を中心に選手のみならず、コーチ、応援団に至るまで声の連携を大切にしている。
グラウンド・ベンチ・スタンドが三位一体となり「声」で戦うチームだ、と戸部隆行(とべたかゆき)代表はチームのフィロソフィーを熱く語る。
豊富な個性をもつタレント軍団。扇の要を守るキャプテンが牽引する
群馬県予選では、準決勝、決勝戦ともに試合を決める打撃で優勝に貢献しMVPに輝いた。
ファーストネームは桜大(こうだい)。桜のひと文字を名前に冠する前橋桜ボーイズの申し子だ。
主戦投手はエースナンバーを背負う福原彪叶(ふくはらひゅうと)と原田虎翔(はらだたいし)で、他にも複数の投手を擁する。
原田は群馬県予選4試合の全てにクローザーとして登板、8イニングスを無失点に抑える好投を見せた。
俊足好打の守備範囲の広い中堅手、亀山翔太(かめやましょうた)の打撃も光る。
シュアなスイングでコンスタントにどこからでも打てるチャンスメーカー。
人間教育もチームの目標
2023年の前橋市からSDGsパートナーの拝命に続き、障碍者就労支援エコボール協力団体、日本赤十字社献血サポーターなども拝命するなど社会貢献活動にも注力している。
スターゼンカップの目標は全国制覇。心身ともに健康な上州っ子たちの戦いの行方に注目したい。
(原稿:広報委員会)
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