4戦未勝利のバルセロナと降格圏に沈むバレンシア。異なる状況下で追い詰められた2つの名門クラブが激突
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コルベランにとってのラリーガ EA SPORTS デビュー戦はほろ苦い敗戦となった。1月3日、レアル・マドリーをメスタージャに迎えた一戦では終盤まで1ー0でリードしながら、10人の相手に土壇場で2ゴールを奪われ逆転負けを喫している。だがその後はコパデルレイで2勝を挙げ、準々決勝に進出。その間、ラリーガ EA SPORTS では敵地でセビージャと1ー1で引き分け、公式戦3試合負けなしに。さらに前節レアル・ソシエダ戦ではウーゴ・ドゥロが挙げた1ゴールを守り切り、今季3勝目を手にしている。
前節レアル・ソシエダ戦ではドゥロが挙げた1ゴールを守り切り、今季3勝目を挙げた 【(C)LaLiga】
昨年4月に行われたバルセロナホームの対戦では、ドゥロとペペルのゴールによりバレンシアが一時2ー1とリード。だがその後に生じたジョルジ・ママルダシビリの退場も影響し、後半にロベルト・レバンドフスキが3得点を挙げてバルセロナが4ー2で競り勝っている。
今季バルセロナの監督に就任したフリックにとっては、バレンシアとのラリーガ EA SPORTS 開幕戦が新天地で臨んだ初の公式戦だった。この試合では44分にドゥロが先制ゴールを挙げたものの、レバンドフスキが後半に2ゴールを挙げ、バルセロナが開幕7連勝の口火を切る逆転勝利を手にしている。
バレンシアにとってバルセロナは、全公式戦を通して他のあらゆるチームをも上回る231度の対戦を重ねてきたライバルだ。奇しくも両者は2月6日のコパデルレイ準々決勝で再び対戦することが決まっており、今節はその前哨戦という意味でも興味深い一戦となるはずだ。
レバンドフスキは過去4度のバレンシア戦で計6ゴールを記録。今季開幕戦でも2ゴールを挙げ、逆転勝利の立役者になった 【(C)LaLiga】
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