アーセナルとの激闘を引き分けで終え貴重な勝ち点を獲得|アストン・ヴィラ

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【©︎AstonVilla】

粘り強さを見せアーセナルに追いつき同点で試合終了

プレミアリーグ第22節、アストン・ヴィラはアウェイでアーセナルと激闘を繰り広げ、2-2の引き分けに持ち込んだ。

試合開始からアーセナルは積極的な攻撃を見せ、特に早いクロスを効果的に使いヴィラの守備陣を押し込む。一方、アストン・ヴィラもマートセンの攻撃で反撃の兆しを見せ、前半15分までは互いに得点機をうかがう展開が続いた。

18分、アーセナルのトロサールが左サイドからカットインし、強烈なミドルシュートを放つが、ヴィラの守護神マルティネスがそのシュートを好セーブで防ぎ、ゴールを許さなかった。

試合が動いたのは34分、アーセナルのトロサールが左サイドから低弾道のクロスを供給すると、マルティネッリが冷静に合わせ、アーセナルが先制点を奪う。このゴールで勢いを増したアーセナルは、さらに攻勢を強める。

後半に入ると、アーセナルの攻撃が再び火を吹く。55分、再び左サイドからのクロスにハヴァーツがヘディングで合わせ、アーセナルが追加点を決め、2-0とリードを広げた。しかし、ヴィラはここで諦めることなく反撃を開始する。

61分、ヴィラのディニュが正確なピンポイントアーリークロスを供給し、ティーレマンスがそのボールをヘディングで決め、1点を返す。ヴィラに勢いがつき、試合の流れが変わり始める。

そして68分、セットプレーのこぼれ球をキャッシュが拾い、右サイドから利き足ではない左足で見事なクロスを上げる。そのボールをファーサイドで待ち構えていたワトキンスが右足でダイレクトに合わせ、ついに同点に追いつく。このゴールはヴィラの粘り強さを象徴する一撃となった。

試合はその後も白熱した攻防を見せ、アーセナルもヴィラの守備を突破しようと試みるが、ヴィラの守備陣が奮闘し、追加点を許さない。87分、アーセナルのメリーノが放ったミドルシュートがハヴァーツに当たりコースが変わりゴールネットを揺らすが、VAR判定によりハヴァーツのハンドが確認され、得点は取り消しとなった。

試合はその後、互いに追加点を挙げることなく終了。アストン・ヴィラはアウェイで貴重な勝ち点を1つ手にし、アーセナルとの接戦を終えた。

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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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