2024年シーズンをもって、北海道日本ハムファイターズオフィシャルチアチーム「ファイターズガール」を卒業した9名のメンバーにパ・リーグインサイトがインタビュー。これまでの活動を振り返り今思うこと、また勝利の喜びを共にわかちあったファイターズファンへの想いなどをお聞きしました。

『ファイターズガール2024 卒業メンバーインタビュー』
#1　西崎光
#2　塩澤美咲、大野未侑
#3　田中杏奈、志堅原花音、田中心優
#4　長谷川陽花、初田美優、山口瑠伽

　2024年シーズン当初「自分がどこまでチームに貢献できるか試してみたいです」と意気込みを口にしていた塩澤美咲（しおざわ・みさき）さん。ファイターズガールの顔として駆け抜けた3年間の活動を終え、新たな道へと歩み始めました。

　活動のなかで1番印象に残っていることは「2024パーソル CS パ 1stステージ第2戦」。

「2024年のファイターズは延長や逆転がとても多く、この日も延長10回サヨナラ勝ちと、同年のファイターズを象徴するかのような試合でとても感動したのを覚えています。パーソル CS パという舞台が私のなかではずっと夢だったこともあり、数あるなかでも思入れ深い一日でした」と振り返ります。

　ファイターズガールでの活動を経て「苦手だった“人前で喋ること”が大好きに変化した」という塩澤さん。「この分野が今後の自分の可能性を広げられる糸口になればと思います」と意欲をのぞかせました。

【北海道日本ハムファイターズファンへメッセージ】
老若男女問わず、まるで家族のように私たちを温かく受け入れていただき、本当にありがとうございました。これからもファイターズガールはさらに進化を続けていくと思いますので、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。そして、2025年シーズンは必ず日本一になりましょう！

【パ・リーグインサイト読者（パ・リーグ6球団ファン）へメッセージ】
オーディションに合格したその日から、夢を与えられる存在から与える存在へと意識を180度変えて活動してきましたが、僅かでも皆さまの生活が彩られたり、子どもたちに夢を届けることができていれば本望です。
3年間、心の底から大好きなプロ野球界に携わることができて幸せでした。応援してくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました！ またどこかでお会いしましょう！

　（おおの・みゆ）さんは在籍3年。2024年シーズンはサブキャプテンとしてチームを牽引しました。3年間の活動のなかで一番印象に残っていることは「ZOZOマリンスタジアムでM☆Splash!!の皆さんと一緒にステージで踊ったこと」。M☆Splash!!20周年の際には、パ・リーグインサイトを通してファイターズガール代表としてお祝いメッセージを送っていただきました。

　スタジアムツアーガイドやイベントMCなどを経験し「人前でお話することが好きになった」という大野さんは、「お仕事に限らず日常生活でも生かしていきたいです」と話します。

【北海道日本ハムファイターズファンへメッセージ】
3年間、いろいろな出来事をファンの皆さんと喜んだり、励ましあったり、楽しんだり。
皆さんとの思い出がたくさんです！！
もし私がファイターズガールになっていなかったら全力で応援を届けるすてきなファンの皆さんに出会えていなかったと思います。
この3年間、活動を続けてこれたのは、いつも暖かい言葉をかけて下さったファンの皆さんのおかげです！ 出会えたことに感謝しています。3年間本当にありがとうございました！
2025年シーズンこそ優勝しましょう！！！

【パ・リーグインサイト読者（パ・リーグ6球団ファン）へメッセージ】
「明日の試合は負けませんよー！」とか「ぜひこちらの球場にも遊びに来てください」など、試合やスタジアムツアーの際に他球団ファンの皆さんとお話する機会も多く、応援する球団は違っても声をかけてくださることが本当にうれしかったです。
私は2024年シーズンで卒業しますが、ぜひまたエスコンフィールドHOKKAIDOに遊びに来てくださるとうれしいです！

文・池田紗里