ボートレース芦屋（モーニング）のオールレディース（1月11日～16日開催）は12日、予選の2日目が終了した。山川美由紀（香川出身・香川支部58歳）【写真下】が1･2･1着で予選首位を快走。予選2位に川野芽唯（福岡出身・福岡支部）、予選3位に日高逸子（宮崎出身・福岡支部）がつけている。

　さてシリーズ序盤の2日間を終えた芦屋だが、ここまで目立つのは"2コース"の苦戦だ。全24レースで2コースの1着は2本だけ。2着も6本、3着も4本と少なく、3連対率50％にとどまっている。

　ちなみに芦屋は昨年1年間の2コース1着率が9.1％で、これは全国24場のなかで24位（※23位は蒲郡で10.8％）。その水面傾向が今節もはっきり表れている印象だ。

　3日目以降に2コースで好走するレーサーは現れるのか。今節出場メンバーのなかでの最近1年間（2024年1月12日～2025年1月11日）の2コース2連対率ベスト10は以下のとおり。

1位　三浦　永理　65.9％
2位　高石　梨菜　60.6％（3着）
3位　海野ゆかり　58.7％（1着）
4位　西村　　歩　52.9％（3着）
5位　細川　裕子　51.2％
6位　寺田　千恵　51.1％（2着）
7位　深川麻奈美　48.5％（5着）
8位　山川美由紀　47.5％
8位　長嶋　万記　47.5％
10位 原　加央理　46.9％
※()内は今節の2コース成績

　このなかで3日目に2号艇での出走があるのは、8位タイの長嶋万記【冒頭の写真】（6R2号艇・12R5号艇）と山川美由紀（5R1号艇・10R2号艇）だ。

　長嶋は最近1年間で2コースは40走して1着10本（1着率25.0％）、2着9本（2連対率47.5％）をマーク。今期(昨年11月～)は2コースで8走して1･2･6･2･3･3･3･2着とかなり安定して連に絡んでいる近況だ。

　山川は最近1年間で2コースは40走して1着9本（1着率22.5％）、2着10本（2連対率47.5％）。昨年9月の芦屋ヴィーナスシリーズで2コース差しを決めて優勝したのも記憶に新しい。今節も黒いカポックで魅せるか。

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