【BOATRACE】1コース強しの中、毒島誠を筆頭に群馬支部勢が好走 G1下関周年

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 2025年のG1開幕戦となるボートレース下関(ナイター開催)の「G1開設70周年記念 海響王決定戦」(優勝賞金1200万円)が11日に開幕した。

 初日は1コースが9勝と圧倒的な強さ。12R「海響ドリーム」も1コースの馬場貴也が逃げ圧勝。2コースから握った西山貴浩と3コースの寺田祥がもつれる間に、4コースから差した菊地孝平が2着。宮地元輝は菅章哉を競り落として3着。3連単の1-4-5は2040円の8番人気だった。

 このレース、1着の馬場貴也を筆頭に西山貴浩、寺田祥、菅章哉と初日ドリーム組のうち一挙に4人がセット交換の大整備に着手していた。馬場は「結構タイムアタックをしたのに(1分47秒0で)、11Rの毒島誠選手とは上がりタイムに1秒の差があった」と結果を出したとはいえ、パワーの仕上がりには不満が残った。

 西山貴浩と菅章哉も整備の効果を感じておらず、厳しいコメントが出ている一方で、5着と敗れながらも寺田祥だけは「展示から手応えがあったし、上向いていると思う」と、巻き返しが楽しみな気配になっている。

 1コースが強かったこともあり、予選組に連勝のレーサーは不在だったものの、毒島誠(群馬出身・群馬支部41歳)【冒頭の写真】が1号艇なしで2、1着と好走。特に後半11Rでは4コースから強烈なまくり差しで突き抜け「会心でしたね、いやー気持ち良かった」と現行モーターでは2番目の記録となる1分46秒0で駆け抜けた(最速タイムは11月のチャレンジカップで馬場貴也が出した1分45秒5)。

 ほかでは吉田拡郎と中田竜太が2着2本。関浩哉が3、1着、土屋智則も2、3着とまとめており、初日は毒島を筆頭に群馬勢の好走が目を引いた。毒島は2日目12Rのドリーム戦3号艇で登場する。メンバーは次のとおり。

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<下関 2日目 12R 帝王ドリーム>
1枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)
2枠 松井  繁(大阪・大阪)
3枠 毒島  誠(群馬・群馬)
4枠 丸野 一樹(京都・滋賀)
5枠 山口  剛(広島・広島)
6枠 深谷 知博(静岡・静岡)
※()内は出身・支部の順

 1号艇に指名された峰竜太(佐賀出身・佐賀支部39歳)【写真上】の初日は4、2着。今回は上位評価のモーターを手にしており「悪いところはなく不満はない」とまずまずの感触を得ているのは心強い限り。信頼度の高い1コース戦で人気に応えそうな雰囲気は十分にある。

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 しかし、このレースには強敵が2人いる。初日好発進の毒島誠と2節連続優勝中のモーターを手にして初日も白星発進の山口剛(広島出身・広島支部42歳)【写真上】だ。毒島の方はピット離れの悪さを嘆いていたが、レース足には好感触を得ている。

 山口剛は近況の戦歴どおりの手応えを前検から得ており「本当は初日に2回走りたかった」というほど。峰竜太の1コース戦に肉薄するなら、奇数コースで得意のまくり差し勝負ができる毒島か山口のどちらかになる可能性が高そう。

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