【スキー】アルペンスキー男子、チーム力発揮に期待‼︎ 今季最多の6選手で挑むアーデルボーデンW杯
【スキー】アルペンスキー男子、チーム力発揮に期待‼︎ 今季最多の6選手で挑むアーデルボーデンW杯
自身W杯2戦目、日本アルペン界初の兄弟での欧州W杯出場となった小山敬之選手、1本目49位で2本目進出ならずでした 【写真/Gabriele Facciotti】
(参考:45年前の1980年1月8日ドイツW杯SLではペーター・ポポランジェロフが勝利、ステンマルク3位、児玉修さんが+0.96秒、自身最高位の6位となっていて、マドンナでは1983年に10位となっています)
「SNOW JAPAN」日本チームは小山陽平(ベネフィット・ワンスキークラブ)・敬之(いずみ産業株式会社SC)兄弟が日本アルペンスキー界史上初の欧州W杯同一レース出場を果たしましたが、兄の陽平選手はスタートから10ターン目でポールをまたぎコースアウト、弟の敬之選手は3.55秒の49位で2本目に進めませんでした。
マドンナ・ディ・カンピリオのナイトレースの翌日、2人はレースコースの「カナロネ・ミラモンティ」でSL練習をこなし、西へ450km、スイス・アデルボーデンに向けて移動しました。
2022年1月9日、自身W杯最高8位となったマドンナ・ディ・カンピリオの次のレース、アデルボーデンで26位となった小山陽平選手 【写真/Gabriele Facciotti】
陽平選手は2022年に26位となったアデルボーデンですが、11日土曜はW杯41戦目、弟の敬之選手は3戦目、そして兄弟揃っての出場は2戦目となります。小山兄弟の奮闘に期待です。
昨年クリスマス前のアルタバディアGSでは51位で2本目進出はならなかった若月隼太選手 【写真/Alessandro Trovati】
若月隼太選手はアルタバディア後はイタリアに残り、数日の練習を行い、年明けも3日間トレーニングをこなしました。9日にはクロンプラッツで国別選手権GSに出場して12位の成績を残しています。10日も同レースに出場してアデルボーデン入りします。
アルタバディアGSは1本目途中棄権に終わった加藤聖五選手、直前の国別選手権では優勝し、弾みをつけてアデルボーデンに臨みます 【写真/Gabriele Facciotti】
なお、加藤選手はアデルボーデン後はGSの練習に集中し、国別選手権とヨーロッパカップに出場予定していて、W杯は月末のシュラトミングに照準を合わせています。
また、佐藤慎太郎、片山龍馬両選手もクロンプラッツでの同レース連戦に出場してアデルボーデン入りします。
今季初めて、最多6選手参戦で挑むアデルボーデンW杯、「チーム力」を発揮して好結果に繋げていくことを期待します。
文:田中慎一郎
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ