深まるエイバルと日本の関係。日本人監督率いるCチームが来日

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12月9日、今夏に日本人指導者の岡崎篤監督が就任したエイバルのCチーム「エイバル・ウルコ」が「IBARAKI Next Generation Cup 2024」に出場すべく、来日した。

日本での滞在中には3度のトレーニングと3試合が行われた。U21関東選抜との初戦は0ー1で敗戦。U21東北選抜との第2戦も0ー1で敗れ、U22茨城選抜とは1ー1で引き分けた。

茨城県サッカー協会の招待を受けて実現した今回の来日は、エイバルが何年も前から築いてきた日本とのつながりを強めるまたとない機会となった。チームに帯同し、様々なスポーツアクティビティーや文化交流イベントを開催した育成フットボールダイレクターのラウール・デルポソは次のように語っている。

「今回のような国外遠征は、クラブの国際的な認知度を知る格好の機会となるだけでなく、我々のチームにとっても実りの多い経験となります。このような機会が得られたことは、育成フットボールにおいて我々が従事してきた取り組みとそれがもたらした成長の成果であり、とても喜ばしいことです」

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今回の来日に先立ち、エイバル・ウルコの選手たちはトップチーム所属の橋本拳人による日本の文化や習慣に関するレクチャーを受けた。そして来日中には2016年に創立したクラブ公式ペーニャ「Peña Eibarresa en Japón(ペーニャ・エイバレサ・エン・ハポン)」を訪問。チームに帯同したクラブ財団ダイレクターのエリサ・マンガドは次のように語っている。

「ペーニャはファンの重要な一部であり、我々のクラブ愛をピッチ外に広める役割を担っています。今回のような訪問は世界に散らばるアルメロ、アルメラ(=エイバルファンの愛称)たちとの関係を深める重要な機会です」

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さらにクラブは日本とのつながりを深め、将来的に長期的なアライアンスを結ぶべく、在日スペイン大使館、在日スペイン商工会議所、バスク州政府貿易投資事務所、「Euskal Etxea de Tokio(東京バスクの家)」、水戸ホーリーホックのスクールなども訪問。そのうちスペイン商工会議所、バスク州政府貿易投資とは、バスク自治州を拠点として海外進出を目指す日本企業との協力関係をつくり出すべく意見交換を行い、エイバルのネットワーキングイベントへの参加の可能性についても話し合った。

今回遠征に訪れた茨城では、クラブの社会貢献活動の一環として、地元クラブのサッカースクールで現地の子供たちと交流する機会も得られた。また育成ダイレクターは大会参加チームのコーチングスタッフに対し、育成組織の運営やプロジェクト、クラブの価値観についての講義を実施している。

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