2024年12月22日（日）

タンナディス・パーク、ダンディー

ダンディー・ユナイテッド 0-0 セルティック

スコティッシュ・プレミアシップ第18節、王者セルティックはアウェイでダンディー・ユナイテッドと対戦した。

クリスマス前の最後の公式戦で、ロジャーズ監督は前田や古橋、旗手といった全ての日本人選手を先発起用。ここまで14勝1分と圧倒的な強さでリーグ首位を独走するチームではあるが、確実に勝ち点3を狙いに行く。

強風に手こずる両チームだが、最初にチャンスを迎えたのはセルティック。前田と旗手にゴールの機会を迎えるが、惜しくもボールを枠に飛ばすことができない。また古橋もカーブシュートでゴールを狙うが、枠の外。チームは前半を0–0で終える。

後半序盤に相手の最初の枠内シュートが襲いかかるが、守護神のカスパー・シュマイケルがゴールを許さない。全体的に試合をコントロールするのは前半同様にセルティックだが、ゴールが生まれない。

途中出場で珍しく同ポジションの古橋と共存したイダが強烈なシュートを放つが、こちらもゴールの枠を外れていく。

シュマイケルが再び好セーブを見せた直後に、浮き玉パスに反応した前田がヘディングでゴールを狙うが、僅かにバーの上をボールが越えていった。

ボールポゼッション率78%、相手のシュート数2本に比べ17本とスタッツでは圧倒したセルティックだがゴールは遠く、試合は0-0で終了した。今季のリーグ戦で2度目の引き分けとなったが、以前として14勝2分と申し分のない成績を叩き出すセルティック。2位のレンジャーズに勝ち点9差で首位を独走している。