同勝ち点で実現した首位決戦。バルサとアトレティコが年内最後の大一番で激突
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ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコは現在、ヨーロッパで最も勢いに乗っているチームの一つだ。ラリーガ EA SPORTS で最後に敗れたのは10月27日のベティス戦で、以降は全公式戦を通して11連勝中。前節はホームでヘタフェを1ー0で下し、ロス・アスロネス相手の不敗記録を23試合に伸ばした。なおこの試合で唯一のゴールを挙げたアレクサンダー・ソルロートは、2024年のラリーガ EA SPORTS でロベルト・レバンドフスキの27ゴールに次ぐ24ゴールを記録している。
ソルロートは今季ここまで7ゴール。アントワーヌ・グリーズマンと並び、チーム最多スコアラーとなっている 【(C)LaLiga】
バルセロナは前節レガネス戦でまさかのホーム2連敗。ここ6試合は1勝2分3敗と失速している 【(C)LaLiga】
バルセロナにとってアトレティコは相性の悪い相手ではない。最後にホームでアトレティコに敗れた試合は2005/06シーズンまで遡るくらいだ。2011年に就任したシメオネ監督は、カンプノウのピッチでリーグ優勝を決めたことも、バルセロナをチャンピオンズリーグ敗退に追い込んだこともある。だが過去17度のアウェー戦は0勝7分10敗と、1試合で勝ったことは一度もない。しかも近年はホーム、アウェーを問わずバルセロナがアトレティコに5連勝中。アトレティコが最後に勝ったのは2021年10月2日、2ー0で制したラリーガ EA SPORTS のホームゲームまで遡る。
昨季の第15節、エスタディ・オリンピクで行われた一戦ではジョアン・フェリックスが唯一のゴールを挙げ、バルセロナが1ー0で制した 【(C)LaLiga】
一方のアトレティコは、レアル・ソシエダと並ぶリーグ最少11失点の堅守が最大の武器だ。守護神ヤン・オブラクは、アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)の10試合に次ぐ8試合での完封を実現。4試合での1ー0勝利はリーグ最多で、まだ1敗しか喫していない。
果たして今回もバルセロナが攻め勝ち、首位の座を維持するのか。それともアトレティコが18年ぶりに敵地で勝利を手にするのか。最強の攻撃力と守備力がぶつかり合う年内最後の大一番は、まもなくキックオフを迎える。
今季完全復活したレバンドフスキはここまで16ゴールを量産。得点ランキングの首位を独走している 【(C)LaLiga】
アトレティコの守護神オブラクはここまで8試合を完封。リーグ最少11失点の堅守を支えている 【(C)LaLiga】
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