レアル・ソシエダのスターからラリーガのスターへ。アナリストが久保建英の凄さを分析

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久保建英はレアル・ソシエダで最も違いをつくり出せる選手であり、レガテ(かわすドリブル)の成功数はラリーガ EA SPORTS のトップ10に入っている。今や久保は多くのレアル・ソシエダファンのみならず、ラリーガ EA SPORTS 独自のプレー分析システム「メディアコーチ」にとっても、リーグ屈指のトップスターと認めさせる選手に成長している。

AI(人工知能)とマシン・ラーニング(機械学習)を駆使してラリーガ EA SPORTS のプレー分析を行う「メディアコーチ」によれば、久保はチーム2位の3ゴールを挙げているだけでなく、レアル・ソシエダで最も多くアタッキングサードでパスを通している。また直後の2プレー以内に味方選手のシュートをもたらしたコンドゥクシオン(運ぶドリブル)の回数は、リーグトップ10に入る13回を数える。これらのデータは、彼がレアル・ソシエダのチーム戦術において欠かせない役割を担っていることを示している。

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「メディアコーチ」のアナリストは、久保のプレーについて以下のように分析している。

「久保建英はイマノル・アルグアシル監督のプレーアイデアの鍵を握る存在であり、レアル・ソシエダにとって不可欠なピースとなっている。中盤右サイドの選手の中では、シュート本数とチャンスメークの回数でリーグトップ5に入り、味方のシュートにつながるアシスト数はリーグ4位につけている。これらのデータは彼がレアル・ソシエダのみならず、リーグ全体で見ても最高の攻撃的MFの一人であることを証明している」

左はレアル・ソシエダのエリア別レガテ(かわすドリブル)実行回数。右は久保のレガテ成功エリア 【(C)LaLiga】

直後の2プレー以内に味方選手のシュートをもたらした久保のコンドゥクシオン(運ぶドリブル) 【(C)LaLiga】

久保が持つ影響力の強さはピッチ外にも及ぶ。先日は日本のテレビアニメ「ドラえもん」の年末特番への出演が発表されたばかりだ。久保が加入してからの2シーズン半の間に、日本におけるレアル・ソシエダの知名度も飛躍的に増した。株式会社ヤスダグループとのスポンサー契約締結、同社の主導で実現した日本ツアーと東京ヴェルディとの親善試合も、その恩恵と言えるだろう。

久保とレアル・ソシエダが挑む2024年最後の一戦となるラリーガ EA SPORTS 第18節セルタ戦は、12月21日(土)の現地時間16時15分より、日本でもDAZNとUーNEXTで生放送される。

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