【埼玉西武】【担当スカウトが熱く推す⑧】逆方向に長打を打てる打撃に引かれた!
【©SEIBU Lions】
12月1日(日)に新入団選手発表会を終えたライオンズの未来を担う選手たち。来季からチームの一員になる若獅子たちのことをファンの皆さまにより知っていただくために、担当スカウトのインタビューをお届けします。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしていくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしていくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
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第8回はドラフト7位・古賀輝希選手!担当の鈴木敬洋スカウトが古賀選手のプレーや思い描く未来を熱く語ります!
心がまったく折れないプロ向きの性格 一軍ですぐに打てる可能性も
古賀選手が日本経済大に在籍しているころから「打撃がいい」という話は聞いていました。佐賀商高から進学し、大学1年生から試合に出ていたくらいのレベルです。素材的には大卒後にプロ、あるいは社会人の企業チームに入る実力はあったと思います。それがクラブチームに進むことになったのは大学時代に肩肘のけがに見舞われた不運もあったからです。
私が古賀選手を初めて見たのは2023年冬、長野県での野球教室でした。千曲川硬式野球クラブの代表が主催者の野球教室に、古賀選手が手伝いに来ていたんです。知人を通じて噂は耳に入っていましたし、この日3塁を守っている姿を目にして、「来年(24年)は必ず古賀選手のことを見続けていこう」と思いました。年が明けて練習を見に行くと、打撃でのボールの飛び方がすごかった。スイングにクセがなく、すごくきれいに振る。バットがしっかり内側から出てくるので、しなっているんです。スイング時の回転が速くて、「それ、どうやって打ってるの?」と驚かされました。「これはあと少し力がついてくれば……」と期待に胸を膨らせましたね。何度も視察を重ねるうちに、「彼ならプロで通用する」という感覚はどんどん大きくなっていきました。
古賀選手は自分のミートポイントがわかっていて、中長距離バッターというタイプです。今年4月に千曲川硬式野球クラブがライオンズ三軍と練習試合を行った際、CAR3219フィールドの左中間にホームランをたたき込みました。パワーがあり、反対方向にも長打を打てるのは魅力です。
その試合の前から「こういう選手がいます」と報告をしていましたが、ぜひ良い状態のときに球団に見てもらいたいと考えていました。というのも、クラブチームということもあり、それほど目立っていない選手だったので確実に指名したいと思ったからです。そうして7位での指名に至りましたが、育成ではなく支配下で指名しているのは球団の評価と期待の表れだと思います。
「チャンスをもらえたら、いいところをどんどんアピールしていこう。下手したら、1、2年で現役生活は終わりだというくらいの覚悟を持ってやろう」。仮契約を結んだ際、私は本人にそう話しました。裏を返せば1年目から勝負できるバッターだということです。性格的には寡黙で、熱いハートを持っている。長所は、心がまったく折れないこと。毛が生えているくらいの心臓を持っているので、プロ向きだと思います。「中長距離打者」という表現にしたのはプロでスーパーな長距離砲になれるかは、未知の部分があるからです。でも、打撃の回転が速くて打ち方がいいので、一軍ですぐに打てる可能性は十分にあると思っています。
そして、将来的には栗山巧選手のような選手になってほしいです。
私が古賀選手を初めて見たのは2023年冬、長野県での野球教室でした。千曲川硬式野球クラブの代表が主催者の野球教室に、古賀選手が手伝いに来ていたんです。知人を通じて噂は耳に入っていましたし、この日3塁を守っている姿を目にして、「来年(24年)は必ず古賀選手のことを見続けていこう」と思いました。年が明けて練習を見に行くと、打撃でのボールの飛び方がすごかった。スイングにクセがなく、すごくきれいに振る。バットがしっかり内側から出てくるので、しなっているんです。スイング時の回転が速くて、「それ、どうやって打ってるの?」と驚かされました。「これはあと少し力がついてくれば……」と期待に胸を膨らせましたね。何度も視察を重ねるうちに、「彼ならプロで通用する」という感覚はどんどん大きくなっていきました。
古賀選手は自分のミートポイントがわかっていて、中長距離バッターというタイプです。今年4月に千曲川硬式野球クラブがライオンズ三軍と練習試合を行った際、CAR3219フィールドの左中間にホームランをたたき込みました。パワーがあり、反対方向にも長打を打てるのは魅力です。
その試合の前から「こういう選手がいます」と報告をしていましたが、ぜひ良い状態のときに球団に見てもらいたいと考えていました。というのも、クラブチームということもあり、それほど目立っていない選手だったので確実に指名したいと思ったからです。そうして7位での指名に至りましたが、育成ではなく支配下で指名しているのは球団の評価と期待の表れだと思います。
「チャンスをもらえたら、いいところをどんどんアピールしていこう。下手したら、1、2年で現役生活は終わりだというくらいの覚悟を持ってやろう」。仮契約を結んだ際、私は本人にそう話しました。裏を返せば1年目から勝負できるバッターだということです。性格的には寡黙で、熱いハートを持っている。長所は、心がまったく折れないこと。毛が生えているくらいの心臓を持っているので、プロ向きだと思います。「中長距離打者」という表現にしたのはプロでスーパーな長距離砲になれるかは、未知の部分があるからです。でも、打撃の回転が速くて打ち方がいいので、一軍ですぐに打てる可能性は十分にあると思っています。
そして、将来的には栗山巧選手のような選手になってほしいです。
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