ヘスス・ナバスが現役引退。サンティアゴ・ベルナベウで最後の一戦に臨む

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12月22日の現地時間16時15分にキックオフを迎えるラリーガ EA SPORTS 第18節レアル・マドリー対セビージャは、ヘスス・ナバスにとって現役最後の一戦となる。先週末のセルタ戦で本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンでのラストマッチを迎えた彼は、ラリーガ EA SPORTS とスペイン代表で多くの功績を残し、スパイクを脱ぐことになる。

スペインフットボール界のレジェンドとなった39歳の大ベテランは、これまでセビージャで通算704試合の公式戦に出場し、39ゴールと119アシストを積み重ねてきた。ラリーガ EA SPORTS では歴代10位の515試合に出場し、27ゴールを記録。特筆すべきはリーグ歴代トップ15に入り、クラブの最多記録となる85のアシスト数だ。セビージャでこれらの記録を築く間には、マンチェスター・シティーでも4シーズンで183試合を戦っている。

ラモン・サンチェス・ピスフアンで最後の勇姿を見せた先週末のセルタ戦は、全てのセビジスタにとって特別な一戦となった。ナバスは右ウイングで先発し、1点リードの71分までプレー。交代の際には涙を流してチームメートやファンに別れを告げた。1ー0で制した試合後には仲間たちに胴上げされ、何度も宙を舞った。

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セビージャでのデビュー戦は2003年11月23日。エスタディ・オリンピクでのエスパニョール戦でトップチームデビューを果たしたこの日から21年と29日の歳月を経て、そのキャリアには15のタイトルが加わってきた。

セビージャではヨーロッパリーグを4度、コパデルレイを2度、そしてUEFAスーパーカップとスーペルコパ・デ・エスパーニャを一度ずつ獲得。マンチェスター・シティーではプレミアリーグを一度、リーグカップを2度制した。スペイン代表としては2010年のワールドカップとEURO2012、2023年のネーションズリーグに続き、EURO2024制覇への貢献により4タイトルを手にした唯一のスペイン人選手となっている。

サンティアゴ・ベルナベウで臨む現役最後の一戦は、ナバスにとってセビージャでの通算705戦目となる。その勇姿を目に焼き付けておきたい。

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