上田桃子-粋なサプライズに感謝
上田 桃子 【Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images】
JLPGA特別功労賞に輝いた上田桃子に、サプライズが待っていた。24年限りでツアー活動を休止することをすでに発表。セカンドキャリアをスタートさせたばかりである。
しかし、アワード終了後、取材に応じると意外な言葉でスタート。「私がトリ…。申し訳ない。また、地元・熊本の後輩(竹田麗央)から花束までいただき、すみませんという感じがしました」と、笑顔を浮かべ、「私がデビューした頃、こんな華やかなアワードはなかった。選手のみんなはアワードに出席したい。一度、出席できたら、またここに戻ってくることをモチベーションにしている。今、選手は恵まれています」と続け、竹田について、「これからの人から、これまでの人に花束を。麗央ちゃん、ありがとう」と話した。
一方で、現在はどんな生活をしているのだろう。「仕事でゴルフはしているけど、あしたの目標がない。ちょっとさみしい、とは感じるけど、ゴルフに関してはストレスフリーです。ただ、年が明け、例年ならシーズン開幕へ向けて合宿をする時期になると、どうでしょうね」。そんな近況を伝えながら、「今、一番トレーニングをやりたいと思っている。特に上半身を鍛えたい。年齢とともに、ちょっと弱くなってきたなぁとアドレスをとったときに少し、感じていた。でも、ツアーを転戦していると背中などの激しいトレーニングを行った際、リスクを考えなければならない。だから、トレーニングなんです」と、説明を加えた。
さらに、「栄養的なものもあわせて勉強をします。料理を習うことはここ4-5年、お休みしていたけど、一般の料理とともに、フードドクターの資格もとりたい。何をするにも、体が元気でなければ始まらないでしょう。もうひとつ、英会話も」と、3大テーマを目標に掲げている。
ただし、ゴルフからそれほど距離を置くわけではない。「この20年間、いろいろな出会いがありました。ある方がたくさん、美しいものを見た方がいい、とアドバイスをくださった。ただ、今のところはゴルフを超えるものがみつかってはいません。だから、見つけたい。そういう時間を過ごしていこうと思います」。
そうはいっても、やはり話題はゴルフのことになった。「ゴルフ界に恩返しをします。具体的なことはまだ…。しかし、来年はUSLPGAツアーに、これほどたくさんの選手が挑戦するなんて、こんなことあるのかなぁ、と想像もできない時代になった。環境に恵まれて満足しているわけではない。みんながチャレンジしていこう、という姿勢が頼もしいです。これから私は(選手から)見せてもらう立場に変わりました。楽しみです」と結んだ。
レジェンドからのバトンはしっかりと受け継がれていく。(青木 政司)
しかし、アワード終了後、取材に応じると意外な言葉でスタート。「私がトリ…。申し訳ない。また、地元・熊本の後輩(竹田麗央)から花束までいただき、すみませんという感じがしました」と、笑顔を浮かべ、「私がデビューした頃、こんな華やかなアワードはなかった。選手のみんなはアワードに出席したい。一度、出席できたら、またここに戻ってくることをモチベーションにしている。今、選手は恵まれています」と続け、竹田について、「これからの人から、これまでの人に花束を。麗央ちゃん、ありがとう」と話した。
一方で、現在はどんな生活をしているのだろう。「仕事でゴルフはしているけど、あしたの目標がない。ちょっとさみしい、とは感じるけど、ゴルフに関してはストレスフリーです。ただ、年が明け、例年ならシーズン開幕へ向けて合宿をする時期になると、どうでしょうね」。そんな近況を伝えながら、「今、一番トレーニングをやりたいと思っている。特に上半身を鍛えたい。年齢とともに、ちょっと弱くなってきたなぁとアドレスをとったときに少し、感じていた。でも、ツアーを転戦していると背中などの激しいトレーニングを行った際、リスクを考えなければならない。だから、トレーニングなんです」と、説明を加えた。
さらに、「栄養的なものもあわせて勉強をします。料理を習うことはここ4-5年、お休みしていたけど、一般の料理とともに、フードドクターの資格もとりたい。何をするにも、体が元気でなければ始まらないでしょう。もうひとつ、英会話も」と、3大テーマを目標に掲げている。
ただし、ゴルフからそれほど距離を置くわけではない。「この20年間、いろいろな出会いがありました。ある方がたくさん、美しいものを見た方がいい、とアドバイスをくださった。ただ、今のところはゴルフを超えるものがみつかってはいません。だから、見つけたい。そういう時間を過ごしていこうと思います」。
そうはいっても、やはり話題はゴルフのことになった。「ゴルフ界に恩返しをします。具体的なことはまだ…。しかし、来年はUSLPGAツアーに、これほどたくさんの選手が挑戦するなんて、こんなことあるのかなぁ、と想像もできない時代になった。環境に恵まれて満足しているわけではない。みんながチャレンジしていこう、という姿勢が頼もしいです。これから私は(選手から)見せてもらう立場に変わりました。楽しみです」と結んだ。
レジェンドからのバトンはしっかりと受け継がれていく。(青木 政司)
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