【埼玉西武】【担当スカウトが熱く推す④】「もっと見たい!」とモチベーションが上がる選手 彼なら将来はチームリーダーになれる!
龍山暖選手 【©SEIBU Lions】
12月1日(日)に新入団選手発表会を終えたライオンズの未来を担う選手たち。来季からチームの一員になる若獅子たちのことをファンの皆さまにより知っていただくために、担当スカウトのインタビューをお届けします。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしてくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしてくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
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第4回はドラフト6位・龍山暖選手!担当の岳野竜也スカウトが龍山選手のプレーや思い描く未来を熱く語ります!
会話からも相手に良いイメージを与える好青年
龍山選手が高校2年生のときに初めて見ましたが、第一印象は「とにかく肩が強い」です。捕球してからが速いですし、地面を這うような低く強い球が投げられる。これは、身体能力が高いだけでなく、技術がしっかりしている証拠です。同じ捕手で2年前に九州国際大付高からドラフト3位で入団した野田海人選手も私が担当しましたが、野田選手は守備の柔らかさ、器用にこなす能力が特徴でした。龍山選手の場合は力強さが売りです。肩が強いだけでなく、足も速い。身体能力が非常に高いんですよね。
打撃に関しては、最初見たときにまだまだ課題があると感じましたけど、彼を見るたびに良い内容の打席が増えました。甲子園には行けませんでしたが、高校3年生の夏には打撃の力強さが1年前より格段に上がりましたね。トレーニングを積んだのでしょう。体つきが変わりましたし、インパクトに強さが出て広角に飛距離が伸びる。龍山選手の場合、こちらが求める期待値より高いパフォーマンスを見せてくるんです。1回目のプレーを見て良い選手だなと感じると、2回目に見たときに「これぐらいはできるんじゃないか」と求めるハードルが上がるんですが、彼はその期待をしっかり越えてくる。これは打撃だけでなく、守備や走塁でも感じました。私自身はまだスカウト4年目ですが、「この選手はいけます」と確信して言える選手は、見るたびに期待以上のパフォーマンスを見せてくれるケースが多いように感じます。龍山選手もそのひとりで、プレーを見ると「もっと見たい!」とこちらのモチベーションを上げてくれる選手でした。
強肩が注目されますが、投手への声を掛けるタイミング、内容、ピンチで一呼吸置いたり、投手の様子を見て間を調整したりするなど、捕手として重要なことが意識的にできています。エナジックスポーツ高の1期生ですが、学校の方針として自分で考えることに重点を置いているので、いろいろ考えてプレーしている姿勢が見えます。タイプとして近いのが炭谷銀仁朗選手。彼も平安高(現龍谷大平安高)からドラフト1位でライオンズに入団していますが、肩の強さなど技術的な高さだけではなく、投手への声掛けを含めて持ち味を引き出すのが非常に上手。龍山選手にとって良いお手本ですし、吸収できることが多いと思います。
実際に会話をしても相手に良いイメージを与える好青年です。高校生のまだまだ若い時期は自分の考えていることをうまく表現できなかったり、話していても内容がまとまらなかったりすることが珍しくないですが、龍山選手は質問した内容に対して、的を射た答えを返す。初対面の人に対しても臆することなく、目を見てはっきり受け答えができる。人間性がしっかりしていますし、将来はチームリーダーになれるタイプだと思います。高校時代のように自分で考える力をプロでも継続して、コーチの指導を受けながら走攻守で自分の特徴を伸ばせば将来が非常に楽しみです。今のライオンズの捕手は若い選手が多いので、切磋琢磨しながらプロで通用する技術の土台を作って、数年後に一軍で勝負できる位置に育ってほしいですね。
打撃に関しては、最初見たときにまだまだ課題があると感じましたけど、彼を見るたびに良い内容の打席が増えました。甲子園には行けませんでしたが、高校3年生の夏には打撃の力強さが1年前より格段に上がりましたね。トレーニングを積んだのでしょう。体つきが変わりましたし、インパクトに強さが出て広角に飛距離が伸びる。龍山選手の場合、こちらが求める期待値より高いパフォーマンスを見せてくるんです。1回目のプレーを見て良い選手だなと感じると、2回目に見たときに「これぐらいはできるんじゃないか」と求めるハードルが上がるんですが、彼はその期待をしっかり越えてくる。これは打撃だけでなく、守備や走塁でも感じました。私自身はまだスカウト4年目ですが、「この選手はいけます」と確信して言える選手は、見るたびに期待以上のパフォーマンスを見せてくれるケースが多いように感じます。龍山選手もそのひとりで、プレーを見ると「もっと見たい!」とこちらのモチベーションを上げてくれる選手でした。
強肩が注目されますが、投手への声を掛けるタイミング、内容、ピンチで一呼吸置いたり、投手の様子を見て間を調整したりするなど、捕手として重要なことが意識的にできています。エナジックスポーツ高の1期生ですが、学校の方針として自分で考えることに重点を置いているので、いろいろ考えてプレーしている姿勢が見えます。タイプとして近いのが炭谷銀仁朗選手。彼も平安高(現龍谷大平安高)からドラフト1位でライオンズに入団していますが、肩の強さなど技術的な高さだけではなく、投手への声掛けを含めて持ち味を引き出すのが非常に上手。龍山選手にとって良いお手本ですし、吸収できることが多いと思います。
実際に会話をしても相手に良いイメージを与える好青年です。高校生のまだまだ若い時期は自分の考えていることをうまく表現できなかったり、話していても内容がまとまらなかったりすることが珍しくないですが、龍山選手は質問した内容に対して、的を射た答えを返す。初対面の人に対しても臆することなく、目を見てはっきり受け答えができる。人間性がしっかりしていますし、将来はチームリーダーになれるタイプだと思います。高校時代のように自分で考える力をプロでも継続して、コーチの指導を受けながら走攻守で自分の特徴を伸ばせば将来が非常に楽しみです。今のライオンズの捕手は若い選手が多いので、切磋琢磨しながらプロで通用する技術の土台を作って、数年後に一軍で勝負できる位置に育ってほしいですね。
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