前半のうちに10人になりながらも、ビジャレアル相手に大きな勝利を掴む(1-2)|レアル・ベティス

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チミーが前半に退場を受けるも、10人で奮闘し、ロッキとロセルソのゴールにより敵地で勝利

【@RealBetis】

本日、ベティスはアウェーでCFビジャレアルと対戦し、1-2のスコアで勝利しました。

前半のうちにチミーが1発レッドカードで退場処分を受けるも、10人でのプレーが強いられる困難な状況のなかで、ベティスは勝負強さを発揮しました。

試合開始から攻撃場面で相手を上回っていたベティスに、先制点は32分に生まれました。左サイドからアブデがドリブルでボックス内に侵入し、フワッと浮かせたクロスをヴィトール・ロッキがヘディングで合わせ、右サイドネットを揺らしました。今季のこの若手同士から生まれるコンビネーションへの期待がさらに膨らむようなゴールでアウェーサポーターは盛り上がりを見せました。

しかし、この先制点が決まった2分後にベティスは困難状況に陥ります。中央から突破した相手選手に対して危険なスライディングでファールを犯したチミーが1発退場のレッドカードを受け、厳しい判定によってベティスは前半のうちから数的不利な状況を強いられました。

それでもベティスは1点をリードして前半を折り返すことに成功しました。

後半に入り、なんと次に得点することに成功したのはベティスでした。

後半に入った直後の47分にベティスは絶好な位置でフリーキックを獲得し、キッカーを担当したのは好調のロセルソでした。ロセルソの精度が高いうえ、完璧なパワーを兼ね備えたシュートがゴールネットの右上を突き刺し、ベティスは逆境の中で追加点を獲得しました。

後半の早い時間で追加点を決めたベティスは、その後、ディフェンスに集中する姿勢に入りました。

しかし、自分自身たちの得点から早い時間に失点する展開となりました。55分にアレックス・バエナの強烈なシュートがゴールに決まり、ビジャレアルは1点を返しました。

その後もベティスは集中力と団結力を維持しながら相手の攻撃をひたすら守る時間帯となりました。

相手のゴール間近からのヘディングシュートをサバリーがゴールラインすれすれで驚異的なゴールクリアランスをする場面や、フラン・ビエイテスのファインセーブなどでベティスはビジャレアルの同点を許しませんでした。

試合の半分以上を10人で戦い抜いたベティスは、最後まで奮闘し、リードを譲ることなく1-2で大きな勝利を手にしました。

圧倒的に不利な状況からこの試合を勝利で終えたことで、リーグ順位で欧州リーグ圏内にいるクラブとの差を縮むことに成功したベティス。

怪我人も次々に復帰しているベティスのこれからのパフォーマンスに期待です。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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