大阪体育大学体操競技部2024 田部がインカレつり輪V 田部・築山全日本種目別入賞の躍進
田部壮一郎 【大阪体育大学】
【大阪体育大学】
築山翔馬 【大阪体育大学】
田部選手は今季、試合前に調子を崩すことがあり、全日本インカレも大会直前は不調だったという。藤原監督は「調子が上がりきらない中で、彼なりの努力と積み重ねてきたものがあってこその粘り強さ、結果だった」と評価する。主将として言葉は多くないが、ひたむきに練習に取り組み、背中でチームを引っ張った日々の努力が学生チャンピオンにつながった。
築山選手は小学生のころから注目された逸材だ。高校生の時、2021年全日本体操種目別選手権のゆかで4位、大学1年の時も全日本インカレのゆかで優勝した。3年生になって後輩を引っ張る立場になり、責任感がより増したという。インカレでの成績が評価され、U21大学生強化選手に選ばれた。藤原監督は「得意のゆかは、世界で戦えるレベルを持っている。日本代表をめざしてほしい」と期待を寄せる。
吉田壮輝 【大阪体育大学】
チームはインカレ後新体制となり、唐澤一志選手(体育学部3年、高崎工業高校)が新主将を務める。2月に怪我をして今季は出場できない中で、積極的にコミュニケーションをとってチームをサポートしてきた。唐澤主将の就任後、自主的な学生のミーティングが増えたという。
唐澤主将は就任が決まった日、部員全員の前で「団体総合で3位になる」と宣言した。藤原監督は「非常に高い目標だが、決して不可能ではない。選手の意識を尊重しながらサポートしていきたい」。チーム一丸でさらなる高みをめざしている。
川口碧雪 【大阪体育大学】
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