セレッソ大阪【J1リーグ第38節 C大阪vs.FC東京】今シーズンの最終戦であり、小菊昭雄監督のラストマッチを勝利で飾れず
【CEREZO OSAKA】
立ち上がり、セレッソはテンポよくボールを運び、敵陣に入っていく。ただし、シュートで終われずにいると、5分、カウンターを受けてFKを与え、FC東京に決定機を作られる。荒木遼太郎のキックをファーで折り返され、中で詰められたが、ここはわずかにシュートが枠を外れて事なきを得た。試合前、小菊監督が警戒していたFC東京のカウンターだったが、10分にもカウンターからピンチを招くと、13分に失点。クリアしたセカンドボールを拾われ、中央を割られると、最後は仲川輝人に決められた。「(ボールを)取られた後の切り替え、自分たちの出足も相手より遅かった」と試合後に田中も振り返ったが、この日のセレッソは、攻守の切り替えにおける反応で後手を踏み、FC東京のサイド攻撃に苦しめられる。前半の終盤には立て続けにピンチの場面を迎えると、42分に2失点目。相手のシュートが進藤亮佑に当たり、コースが変わって入る不運な形ではあったが、セカンドボールを拾われ、サイドで押し込まれ続けたことで起きたアクシデントでもあった。前半、攻撃面では北野に2度チャンスが訪れた。まず33分、ルーカス フェルナンデスのパスから背後を取ったレオ セアラの折り返しに詰めたが、GKの体を張ったブロックでゴールならず。45分にもフェルナンデスのパスからハーフスペースに進入してシュートを放ったが、ここは枠に飛ばすことができなかった。また、得点王へ向けては少なくとも3点が必要だったセアラには中々ボールが入らず。シュートは奥埜のパスから背後を取って放った1本のみに終わった。
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(文=小田尚史)
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