縁は意外なところでつながっている。「昨日の敵は今日の友」。巨人から戦力外の鈴木投手が「東京のライバル」ヤクルトと育成契約。オリックス時代には日本シリーズでヤクルトと対戦
【これはnoteに投稿されたセイノさんによる記事です。】
「昨日の敵は今日の友」。そんな言葉が今回の移籍にふさわしい。巨人から戦力外となっていた鈴木康平投手(30)。トライアウトを経て、ヤクルトと育成契約を結ぶこととなった。両チームは東京に本拠を置くライバル関係。昨日は宿敵だったチームが味方となる。鈴木投手がツバメ軍団の一員となって、復活を果せるかに注目だ。
鈴木投手はプロ7年目の右腕。千葉明徳高から国際武道大を経て、社会人の日立製作所へと進んだ。そして2017年のドラフト会議でオリックスから2位指名を受けた。
オリックスファンには「K-鈴木」の登録名の方がなじみ深いかもしれない。オリックスで5シーズン投げ、2021年には34試合に登板。その年の日本シリーズにもマウンドに上がり、第3戦では1イニングを投げ、3者連続三振を奪っている。
2023年のシーズン中に巨人にトレードに出された。巨人でこの年、33試合に登板。しかし今季は1軍マウンドに立つことなく、戦力外通告を受けた。
先月14日に行われたトライアウトに参加した鈴木投手。最速151キロのストレートでアピールした。
そしてヤクルトから声がかかり、今月6日に育成契約を結んだ。鈴木投手はヤクルトとの縁も深い。
2021年に日本シリーズで投げたが、相手がヤクルトだったのだ。三者連続三振を奪った鈴木投手のことが、ヤクルト側には深く記憶に残っていたのだろう。縁というのは意外なところでつながっているのかもしれない。
鈴木投手は「ホッとしています。感謝しかない」と安心した表情を浮かべた。そして「キャンプ、オープン戦でアピールして支配下を勝ち取りたい」と意気込みを語った。
トライアウトで活躍しても、なかなか球団から声がかからないケースが多い。その中で、育成選手とはいえ契約を勝ち取った鈴木投手には、ぜひとも活躍してほしい。
「昨日の敵は今日の友」。ライバルのように見えて、将来の味方となるかもしれない。縁はどのような形でつながっているか分からないもの。鈴木投手はヤクルトとの縁を大事にして、チャンスを生かしてほしい。頑張れ、鈴木投手!
鈴木投手はプロ7年目の右腕。千葉明徳高から国際武道大を経て、社会人の日立製作所へと進んだ。そして2017年のドラフト会議でオリックスから2位指名を受けた。
オリックスファンには「K-鈴木」の登録名の方がなじみ深いかもしれない。オリックスで5シーズン投げ、2021年には34試合に登板。その年の日本シリーズにもマウンドに上がり、第3戦では1イニングを投げ、3者連続三振を奪っている。
2023年のシーズン中に巨人にトレードに出された。巨人でこの年、33試合に登板。しかし今季は1軍マウンドに立つことなく、戦力外通告を受けた。
先月14日に行われたトライアウトに参加した鈴木投手。最速151キロのストレートでアピールした。
そしてヤクルトから声がかかり、今月6日に育成契約を結んだ。鈴木投手はヤクルトとの縁も深い。
2021年に日本シリーズで投げたが、相手がヤクルトだったのだ。三者連続三振を奪った鈴木投手のことが、ヤクルト側には深く記憶に残っていたのだろう。縁というのは意外なところでつながっているのかもしれない。
鈴木投手は「ホッとしています。感謝しかない」と安心した表情を浮かべた。そして「キャンプ、オープン戦でアピールして支配下を勝ち取りたい」と意気込みを語った。
トライアウトで活躍しても、なかなか球団から声がかからないケースが多い。その中で、育成選手とはいえ契約を勝ち取った鈴木投手には、ぜひとも活躍してほしい。
「昨日の敵は今日の友」。ライバルのように見えて、将来の味方となるかもしれない。縁はどのような形でつながっているか分からないもの。鈴木投手はヤクルトとの縁を大事にして、チャンスを生かしてほしい。頑張れ、鈴木投手!
見出し画像:若葉都
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